【シンガポール2021年11月25日PR Newswire=共同通信JBN】シンガポール美術館(SAM)(http://www.singaporeartmuseum.sg/ )は、2022年10月18日から2023年3月19日まで、シンガポール・ビエンナーレ(Singapore Biennale, SB2022)(https://www.singaporebiennale.org/media )(第7回)が復帰すると発表した。世界の共同芸術監督4人が指揮するチームは、韓国/オランダのBinna Choi、ドイツに住むインドのNida Ghouse、シンガポールのJune Yap、ヨルダンのAla Younis各氏で構成されている。各人は、学際的な参加型実践に関わってさまざまなサイトやアーカイブを起動し、歴史と現代の関係を描く強力なプロフィールを備えている。
共同芸術監督は、文化的再生産の監修的手法と合作形態を熟考、再検討して、新たな視点を生み出し、地域に関心のある新たな語彙を採用する。
Binna Choi氏はCasco Art Instituteのディレクターで、ユトレヒトのCommonsのために働いている。彼女は社会運動に協力して別世界を想像する手段として、アートとアート制度の実践を用い、いくつかの長期的で学際的、協調的な芸術研究プロジェクトを構想、発展させている。
Nida Ghouse氏は作家兼キュレーターで、そのプロジェクトは各媒体、分野にまたがり、素材と場所の活性化に関する芸術的実践に参加する方法を実験している。彼女の協調的手法は、さまざまな形態で作られて互いの上に構築され、長期間にわたって開発されたプロジェクトをもたらした。
June Yap氏はSAMのキュレーター&コレクション担当ディレクター。東南アジア現代アートの実践と言説に深い知識があり、地域的、国際的なアート界の主要プロジェクトに参加して、グローバル言説に関連する地域の視点を提供している。
Ala Younis氏は歴史現象のレンズを通して、現代の状況に対処するアーカイブ、各種資料、形態に深く関わっている。アーティスト兼キュレーターとして、彼女の作品は時代と地域を超え、表現が社会と個人に与える影響を探求している。
共同芸術監督は、パンデミック期間中およびその後の現代アートの機能と潜在性にコミットし、ビエンナーレについて、アートやアートとは別とみられるものを通じて人生と深く関わりうるプレゼンスと仮定している。独自の慣習と文化から来るチームは、キュレーターとアートの集合性の形態を生むよう努力する。
共同芸術監督は「東南アジア地域はシンガポール・ビエンナーレに直結する状況にとどまるものの、今回はなじみのない地形や地理そのものを超えて旅をする。人類に迫る問題を把握し取り組もうとして、ビエンナーレはスペクタクルに頼らずに、一般市民に関与する方法を考える。従来の先入観とは決別し、代わりに内面性にとどまってほかの感覚や感性を引き寄せる。アーティスト、キュレーター、研究者、市民はアートとライフ、存在のビエンナーレの可能性を想像してほしい」と口をそろえた。
シンガポール・ビエンナーレはSAMが主催し、シンガポールのNational Arts Council(https://www.nac.gov.sg/ )に委託された国際的な現代アートのプラットフォームである。詳細は2022年に発表される。
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