リヤド(サウジアラビア)
2021年11月17日
/PRNewswire/ -- サウジアラビア皇太子でMohammed bin Salman Misk Foundation(ムハンマド・ビン・サルマン・ミスク財団)の創設者兼理事会議長のムハンマド・ビン・サルマン(Mohammed bin Salman bin Abdulaziz Al Saud)皇太子殿下は16日、世界初の非営利都市で、世界の非営利部門開発のモデル、国内・国際非営利組織だけでなく青少年・有志集団の育成・支援センターにもなるPrince Mohammed Bin Salman Non Profit City(プリンス・ムハンマド・ビン・サルマン非営利都市)の発足を発表した。
皇太子は「その内部運営コンセプトとそれが提供する機会、青少年育成プログラムの観点から非営利事業を定義することで、革新、起業活動の支援と未来の指導者の育成におけるMohammed bin Salman Misk Foundationの目標達成に寄与するこの種で初めての非営利都市となる。さらに、このプロジェクトは市の全ての受益者に対し、魅力的な環境の創出に資するサービスを提供する」と語った。
皇太子は「デジタルツインモデルを実行するPrince Mohammed Bin Salman Non Profit Cityは、各種の学校、大学、『Misk Schools』、会議センター、科学博物館、科学と人工知能(AI)、インターネット・オブ・シングス(IoT)、ロボット工学などの新世代技術の革新者の野心を支援するためのスペースを提供するクリエーティブセンターを受け入れる。また、美術学校と美術館、舞台芸術劇場、遊び場、料理学校、統合住宅団地を備える。さらに、市は、革新的な企業を支援、育成し、世界中からの社会貢献を推進するためにベンチャーキャピタル企業と投資家も受け入れる」と付言した。
この種の最初の非営利団体であるPrince Mohammed Bin Salman Non Profit Cityは、ワディハニファに隣接するイルカ地区の皇太子が提供した面積約3.4平方キロメートルの土地にある。
市の基本計画は、持続可能で歩行者に優しいように設計された人間中心の高度なデジタル都市を具体化しており、持続可能な開発を促進するため、総面積の44%以上を緑のオープンスペースに割り当てる。
Prince Mohammed Bin Salman Non Profit Cityの発表は、青少年の学習と指導力の開発を奨励することにより、王国と世界の未来を形作る活気に満ちたサウジアラビアの青少年人材システムを創出するという目標によって主導されている。市の開発段階と進展状況に関する詳細は、今後数カ月内に発表される。
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