【グラスゴー(スコットランド)2021年11月16日PR Newswire=共同通信JBN】2000-Watt Smart Cities Association、ACTUAL、Peace Innovation Institute at The Hagueは全世界の都市と提携し、脱炭素化への移行加速を支援することに取り組む。3者は2021年第1四半期の初頭に最初のケーススタディーを発表し、それを全世界の都市に向けたひな型にする予定。
2000-Watt Smart Cities Association はETH Zurich(スイス連邦工科大学チューリヒ校)の2000-Watt Society(2000ワット社会)(2000-Watt Society )と、スイスの40サイトにおける同Societyの認定(https://www.2000watt.swiss/en/Zertifizierte-Areale.html )をベースに設立され、全世界の2000ワットスマートシティーに向けた枠組みを提示している。2000-Watt Smart Cities AssociationのAndreas Binkert会長の構想によるGreenCity Zurich(GreenCity Zurich )は、世界で初めて脱炭素化された未開発地域の典型的な例である。
ACTUAL(ACTUAL )プラットフォームは産業全体のリーダーがESG(環境・社会・ガバナンス)目標に基づいて行動し、初のデジタルツールキットによって真の変化への道筋を設定するよう支援する。
Peace Innovation Institute at The Hague(The Peace Innovation Institute at The Hague )はスタンフォードとハーグ市のPeace Innovation Labとのコラボレーションを通し、行動設計、テクノロジー、イノベーション、ビジネスの交点に位置する。Peace Innovation Institute at The Hagueはイノベーション文化の創出ならびに境界全域のコラボレーションを指導することを専門にしている。
Peace Innovation Instituteのイノベーション担当ディレクターであるMark Nelson氏は「Peace Innovation Instituteの使命は、その全世界ネットワークを通じて強力なパートナーシップを構築することであり、われわれは2000-Watt Smart Cities AssociationならびにACTUALと協力できることをうれしく思う」と述べた。
2000-Watt Smart Cities AssociationのAndreas Binkert会長は「2000-Watt Smart Cities Associationは、世界中の他の都市を動機付けるため、GreenCity Zurichの脱炭素化の枠組みを提示したいと考えている。ACTUAL、そしてPeace Innovation Instituteとの協力を開始してこの使命を果たし、脱炭素化への移行加速を探る都市に向け、実行可能な道筋があることを実証できることにわれわれは興奮している」と述べた。
ACTUALの共同創立者兼プレジデントのKarthik Balakrishnan博士は「ACTUALのソフトウエアは、グローバルで国家規模のプロジェクトを迅速に実行することができる。これにより、組織はシナリオを素早く立案し、前向きな影響を伴った道筋を初めて大規模に可視化できるようになる。毎月、何百万もの人々が都市に移り住んでいる中、ACTUALの取り組みは、より良い投資を今すぐ行うため、実際の生活に及ぼす影響を示す上で極めて重要である。われわれは2000-Watt Smart Cities AssociationならびにPeace Innovation Instituteとの提携を開始し、都市がCOP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)で宣言されたネットゼロの野心的約束を果たす手助けができることに胸が躍る思いだ」と述べた。
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