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アジアで最初かつ最大の健康食品チェーンSaladStop! GroupがTemasek、DSG、Vulcan、K3、イーストベンチャーズとの資金ラウンド完了

SaladStop!
2021-11-15 17:10 2124

【シンガポール2021年11月15日PR Newswire=共同通信JBN】

*アジアにおける食品の未来を形成

アジアで最初かつ最大の健康食品チェーンSaladStop! Group(以下、「SaladStop!」ないし「同グループ」)は15日、同地域で最も著名な投資家の一部が参加する、1200万シンガポールドルのシリーズB投資ラウンドを完了したと発表した。応募超過となった同ラウンドはTemasekが主幹事を務め、新規投資家としてVulcan Capital、K3 Ventures、イーストベンチャーズ(East Ventures)が参加した。既存投資家のDSG Consumer Partnersも同ラウンドに参加した。

SaladStop! Groupは現在、すでに年間350万の人々に影響を与えており、栄養の透明性と気候に配慮した選択肢を提供している。SaladStop! は新しいクラウドキッチンを介して同グループの既存の事業領域を大規模に深化させ、独自技術によるテクノロジーを活用した成長を促進し、食品技術パートナーをしっかりと組み込んだエコシステムを活用することで、アジアを代表するパーソナライズされた栄養会社になることを目指している。

左から右にFrantz Braha、Katherine Desbaillets Braha、Adrien Desbailletsの各氏
左から右にFrantz Braha、Katherine Desbaillets Braha、Adrien Desbailletsの各氏

Daniel Desbaillets氏と息子のAdrien Desbaillets氏が2009年に設立し、娘のKatherine氏と娘婿のFrantz Braha氏が共同で率いる同グループはこれまでのファストフードモデルの破壊を目指し、他社に先駆けて健康的かつ栄養価の高いメニューをアジア全域で顧客に提供してきた。SaladStop! Groupブランドは、SaladStop!、Heybo、Wooshi、GoodFoodPeopleなどのハイブリッドオンライン/オフラインモデルを擁し、69店舗を構え、アジア太平洋地域の7つの市場で展開している。COVID-19パンデミックは同グループのデジタル推進を加速させ、現在、収益の50%以上がオンラインで、相当部分が同グループの直接チャネルを通じてそれぞれ生まれている。

SaladStop! GroupのAdrien Desbaillets最高経営責任者(CEO)兼共同創業者は「われわれの使命はアジアにおける食品の未来を形作り、健康食品が便利で誰もが利用できるようにすることである。今回の資金調達ラウンドは当社にとり大きな節目である。COVID-19パンデミックは、すべての市場における事業の回復力を示し、オンライン推進を加速させた。 革新的かつ独自の技術、クラウドキッチンのネットワーク、新世代の透明性のあるテクノロジーに対応したスケーラブルなヘルスフードブランドに支えられ、このような戦略的かつ価値重視型の投資家と提携し、事業を新たな高みへと劇的に拡大することをうれしく思う」とコメントした。

調達された資金は、独自技術への投資など同グループのデジタル変革を加速し続けるために使用される。同時に新規資金は、アジア全域でのグループの拡大を深化させるために投入され、2025年までに4つの新たな国を追加して事業を拡大し、クラウドキッチンモデルの継続的拡大を通じて中級都市に進出することが可能となる。これにより、グループは新たな健康食品ブランドのHeyboとWooshiを低価格で活用できるようになり、より多くの顧客に手頃な価格で栄養価の高い食品へのアクセスを提供できるようになる。

SaladStop! GroupのFrantz Braha最高成長責任者は「当社は野心的成長戦略達成のため、既存市場におけるルーツを深化させる一方で、厳選された新しい国でのフットプリントを拡大する方針である。当社は過去数年にわたり地域全体に広範なインフラを構築してきており、今後も当社の技術力と独自のクラウドキッチン運用モデルを活用し続け、新興市場での成長を加速させていく。現在、当社は11都市で6900万人の獲得可能な市場に対応し、2025年までに2000万食以上を提供することを目指している」と付言した。

DSGCPのDeepak Shahdadpuri氏は「SaladStop!の初期の投資家として、同社が2009年の設立以来、驚異的な進歩を遂げたことは素晴らしい。特に、チームの持続可能性へのコミットメントと、テクノロジーを活用してより効率的により健康的な製品を提供することに注力していることに感銘を受けた。当社はアジアの大手消費者ブランドのいくつかを支援してきた。SaladStop!をこの新たな事業段階で引き続き支援できることをうれしく思う」とコメントした。

Vulcan CapitalのMJ Yu氏は「SaladStop!は常に健康的かつ質の高い栄養の代名詞である。食品の未来に影響を与え、急成長する食品技術と農業技術の分野で時代を切り開くリーダーおよび主要プレーヤーとして同グループを支援するという使命の下にSaladStop!を支援できることをうれしく思う。過去10年間にわたる同地域でのSaladStop!の拡大と成長は、サービス品質の証しであるだけでなく、その回復力と運用の卓越性を示すものだ。SaladStop!の継続的なデジタル化と成長の次の段階で同チームと提携することを楽しみにしている」と語った。

未来のための食品ソリューション構築という使命を追求するSaladStop!はシンガポールの国家目標「30x30」に沿って、食材のトレーサビリティーと2022年のグループ初のネットゼロ・アウトレットの開設に注力し、食品の持続可能性への投資を加速する。同グループはすでに、植物ベース食品、持続可能な原料、グリーンパッケージの提供、森林再生プログラムのサポート、および顧客が食事をカーボンオフセットできるアジアで最初で唯一の事業など、カーボンフットプリント削減のための複数のイニシアチブを開始している。SaladStop!は今月初め、シンガポールで最大の食肉代替タンパク質の商品ラインを提供するだけでなく、オプションや自家製ソース、ドレッシングなどのアイテムを加熱する準備ができている、新しい植物ベースのオンライン食料品店であるGood Food Peopleを立ち上げた。

SaladStop! GroupのKatherine Desbaillets Braha最高ブランド責任者は「当社はアジアにおける初の健康食品チェーンとして、人々の健康と福祉に対するパンデミックの影響だけでなく、サプライチェーンにおける現在の混乱と気候変動がもたらす並外れた脅威という特にこの困難な時期に、食品業界で変革を推進したい」と語り、「われわれのファミリーは顧客に自らの健康だけでなく、地球の健康に対する食品選択の完全な影響を理解し、測定できるようにするという使命を負っている」と続けた。

SaladStop! GroupのDaniel Desbaillets会長兼共同創業者は「われわれのグループがこの新しい投資ラウンドで次の章に進むことを見るのを楽しみにしている。そしてわれわれの事業が次世代リーダーシップの下で進化し続けるのを見るのは大きな喜びである」とコメントした。

▽SaladStop! Groupについて

SaladStop! はアジアで最初かつ最大の健康食品チェーンである。同社は2009年にシンガポールで設立された家族経営企業であり、現在8つの市場(シンガポール、香港、インドネシア、ベトナム、フィリピン、日本、韓国、スペイン)で69店舗を運営しており、従業員数は800人を超えている。SaladStop! GroupはSaladStop!、Heybo、Wooshi、Good Food Peopleを擁している。同グループは、Temasek、DSG Consumer Partners、Hera Capital、Vulcan Capital、K3 Ventures、イーストベンチャーズ(East Ventures)から支援を受けている。 

詳細な情報は以下を参照:

www.saladstop.com

www.heybo.sg

www.wooshi.sg

www.goodfoodpeople.sg

ソース: SaladStop!