世界最大の独立系ITインフラサービスプロバイダーとして、ニューヨーク証券取引所に上場
【ニューヨーク 2021年11月4日】/PRNewswire/ -- キンドリルは本日、すでに公表済みであるIBMからの分社化を完了し、独立した企業としてニューヨーク証券取引所に上場したことをお知らせいたします。キンドリルは、同取引所における取引開始の鐘を鳴らし、独立企業としての上場を祝いました。
キンドリルの会長兼最高経営責任者であるマーティン・シュローターは、次のように述べています。「本日、キンドリルが独立した企業として、きわめて有能な9万名のプロフェッショナル、堅調なバランスシート、および明確な成長戦略をもって発足できましたことを大変誇らしく思います。デジタル変革を支援するサービスの必要性はますます高まっています。ミッションクリティカルな情報システムを設計、管理、モダナイズする業務における当社のグローバルな専門知識は世界でも比類がなく、2024年までに5,000億ドル規模に拡大すると見込まれる市場での当社のポジションは非常に重要です。私たちは、お客様および世界全体における進歩を牽引するにあたり、よりフラットで迅速に業務を進める組織を構築し、今後のさらなる成長に向けて前進してまいります」。
キンドリルジャパン合同会社の社長である上坂貴志は次のようにコメントしています。「昨年 10 月に分社化が発表されてからわずか 1 年余りで、キンドリルがニューヨーク証券取引所に上場できたことを大変喜ばしく思います。今後も、お客様や社会のシステムを安心、安全、安定稼働させ、デジタル変革とインフラの高度化、最適化を一段と推進することで、お客様に価値をお届けできるよう進めてまいります」。
キンドリルは、設立時においてすでに世界最大のITインフラプロバイダーであり、開発、セキュリティー、および運用を統合したユニークなアプローチを用いています。キンドリルは、世界で約9万人のプロフェッショナルを擁し、4,000社を超えるグローバルのお客様に対してワールドクラスのアドバイザリー、導入、およびマネージドサービスを提供しています。キンドリルのお客様はフォーチュン100の75%に相当する企業および金融、通信、小売、航空、自動車の各業界におけるトップ企業が含まれています。
キンドリルは、設立時において年間売上高190億ドルを誇ります。信用格付けは投資グレードであるほか、長期的なお客様との関係により、年金に類似した安定的な収益の道筋を実現しています。キンドリルを率いる経営陣および取締役会は、テクノロジー、金融サービス、政府関係、およびアカデミアにわたり、豊富な知見や経験を持つ10名のリーダーにより構成されます。
現地時間の11月3日夕方、IBM株主に対して、所有するIBM株式5株につきキンドリル株式1株が割り当てられました。この株式割り当てを受けて、IBMは現在、暫定的にキンドリル株式の19.9%を保有しています。
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キンドリル(Kyndryl)について
キンドリル(NY証取:KD)は、世界中の企業が日々の業務で利用する、複雑かつミッションクリティカルな情報システムを設計、構築、管理するITインフラプロバイダーです。キンドリルは、世界で約9万人のプロフェッショナルを擁し、60カ国以上でお客様にサービスを提供しています。詳細については、www.kyndryl.comをご覧ください。
写真 - https://mma.prnasia.com/media2/1678498/Kyndryl_NYSE.jpg?p=medium600