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グレッグ・ノーマンがLIV Golf InvestmentsのCEOに就任

LIV Golf Investments
2021-11-01 23:19 1127

*ノーマンが最初の仕事としてアジアンツアーと10年契約に調印、総額2億ドル超のコミットメント

【ウェストパームビーチ(米フロリダ州)2021年11月2日PR Newswire=共同通信JBN】

元世界ランキング1位で、世界ゴルフ殿堂(World Golf Hall of Fame)入りを果たしているグレッグ・ノーマン(Greg Norman)が10月30日、新たに設立された会社のLIV Golf Investmentsの最高経営責任者(CEO)に就任したと発表された。これは、世界のプロゴルフにとって極めて重要な数々の展開を引き起こすことになる動きである。

ノーマンへの最初の仕事は、試合のチャンスと賞金資金を支援するための総額2億ドルを超すコミットメントを象徴する、今後10年間にわたってアジアンツアーで毎年開かれる新たな10の大規模な試合から成る画期的なシリーズの発表である。この動きは、プロゴルフ史上における単一の投資として最大規模である。

このシリーズは2022年以降、アジアンツアーのスケジュールに追加され、新たな試合がアジア、中東、欧州で開かれる。これは長引く世界的な混乱と不確実性の時代を受け、ファンの参加を拡大し、新たな商業的関心を呼び起こし、さらにプロゴルフの安定を支援することを意図している。

ノーマン氏は「これは始まりにすぎない」とコメントし、次のように語った。

「LIV Golf Investmentsは、世界のプロゴルフで追加される新たなチャンスを生み出すのに使われる大幅な資金面でのコミットメントを保証している。われわれはあらゆるレベルの試合に協力的で、礼儀正しいサポーターとなっていく。今日のアジアンツアーとの発表はその最初の1例である」

「私は40年以上、アジアのゴルフ競技と発展を断固として支援し、信じてきた。アジアンツアーは眠れる巨人であり、われわれはこのシリーズを成長させ、われわれが確信しているまだ開拓されていない大きな可能性を解き放つ意欲を共有している。われわれはこれらの新規イベントの推進を、新生市場をサポートし、価値あるプレーヤーの進路を切り開く試合のチャンスに恵まれた新しいプラットフォームを生み出す重要な最初の1歩であると考えている」

LIV Golf Investmentsはこのほど設立された。米国、英国にグループ企業を持ち、今後アジアでオフィスが設置される。すでに主要な最高幹部級数人が任命され、近くさらなる発表が続く予定である。多様な国際投資ポートフォリオを有する世界最大級の政府系ファンドであるPIFが新会社の過半数株式を保持している。さらなる投資パートナーが発表される予定であり、これらのパートナーはプロゴルフにおける新たなチャンスがファンとプレーヤーにとっていかに幅広い恩恵を生み出すことができるかについて、情熱と確信を共有している。

アジアンツアーのCho Minn Thantコミッショナー兼CEOは次のように語った。

「これはアジアンツアーの歴史上、単一では最大の展開であり、プロゴルフにとって画期的な出来事である。このチャンスはこれまでになかった新たなプレーのチャンスを保証し、新たなプレーヤーの進路を開き、われわれが他のスポーツと商業的に競合することを可能にし、われわれの社会的課題を強化する」と語った。

「われわれはとりわけ、今日の重大な発表がアマチュア試合にもたらす可能性を大変喜んでいる。この地域における新たなレベルのトップクラスのプロの試合を通じ、意欲的なプレーヤーに新たな刺激をもたらすことになる」

アジアンツアーは既存のイベントに加え、このシリーズが加わって1シーズンで25試合となり、2022年の賞金資金合計額は過去最高となる。新たな10試合それぞれは、世界中にライブ放送される予定である。どの組織傘下のツアーかに関係なくオープンな資格カテゴリーによって国際的なトップ級プレーヤーを呼び寄せることを計画しており、その結果、放送クロスセクションのプレーヤーがチャンスを利用できることになる。

今回の発表の直前には、サウジインターナショナル(Saudi International)の主催者であるアジアンツアーとゴルフサウジ(Golf Saudi)の間で新たな10年間パートナーシップ契約が締結された。サウジインターナショナルは、この試合がアジアンツアーでのフラッグシップトーナメントとなると考えるSoftBank Investment Advisersの提供で、賞金資金額が500万ドルに大幅増額されたことが話題を呼んでいる。サウジインターナショナルは新シリーズの一環となっている新しい10の試合の1つではないが、それ自身、強化された適用除外要件をもたらす。

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)パンデミックによって延期されていたトーナメントが再開されるとこのほど発表され、アジアンツアーの成功へのもう1つの兆しも出てきた。試合が停止されていたアジアンツアーの2020/2021シーズンは、2021年11月と12月のタイでの2つのトーナメントの開催によって閉幕し、2022年1月にはシンガポールでさらに2つのトーナメントが予定されている。

10試合から成る新たなシリーズは2022年を通じて開催され、すべての試合が賞金ランキングに寄与する。

ブランドやシリーズ名称の公表など、新シリーズの詳細は近日中に発表される。

▽アジアンツアー(The Asian Tour)について

アジアにおけるプロゴルフの公式統括組織であるアジアンツアー(The Asian Tour)は、この地域におけるプロゴルフの発展を主導し、試合の品位へのコミットメントを維持しながら、その会員のキャリアを増進している。アジアンツアーは国際PGAツアー連盟(International Federation of PGA Tours)への加盟により、アジアにおいて認められた唯一のアジア全域のプロゴルフツアーである。このツアーは、オフィシャルワールドゴルフランキング(Official World Golf Ranking)によって公式に認められ、その試合に対して世界の舞台で認められる参加者への価値あるランキングポイントを提供している。The R&Aにも加盟している。ツアーのパートナーにはRolex(タイムキーパー)、Habitat for Humanity(持続可能な開発パートナー)、Titleist(ウェブパートナー)、 FootJoy(ツアーサプライヤー)が含まれている。アジアンツアーの本部はセントーサにある。Sentosa Golf Club(セントーサ・ゴルフクラブ)はAsian Tour Destinationsの独占的クラブのネットワークの一部であり、ここはアジアのゴルフのふるさととなっている。アジアンツアーはマレーシアのクアラルンプールにもオフィスを有している。

▽LIV Golf Investmentsについて

LIV Golf Investmentsは新たに設立された企業であり、米国と英国にグループ企業を有し、近くアジアにもオフィスを設置する。同社が付託された権限は、真に世界規模でのプロゴルフの健全性を総体的に向上させ、従来からの利害関係者を支援してスポーツの未開拓の可能性を解き放つことを手助けすることである。グレッグ・ノーマン氏はLIV Golf Investmentsの初代かつ創業CEOである。多様な国際投資ポートフォリオを有する世界最大級の政府系ファンドであるPIFは、LIV Golf Investmentsの株式の過半数を所有している。

 

ソース: LIV Golf Investments
キーワード: 小売 スポーツ