ニューデリ, 2021年10月29日 /PRNewswire/ -- Kalinga Institute of Industrial Technology(KIIT、カリンガ産業技術研究所)とKalinga Institute of Social Sciences(KISS、カリンガ社会科学研究所)は、KIIT-KISSの職員・学生向けの段階的なSelf-directed Emotional Learning for Empathy and Kindness(SEEK、自発的な共感と優しさの感情学習)オンラインコース提供に関して、UNESCO Mahatma Gandhi Institute of Education for Peace and Sustainable Development(MGIEP、ユネスコ・マハトマ・ガンジー平和と持続可能な開発のための教育研究所)とのパートナーシップ契約に調印した。
KIIT Deemed-to-be-University(みなし大学)とKISS Deemed-to-be-Universityは世界でMGIEP SEEKコースを履修する初めての大学の1つで、同コースはインド政府University Grants Commission(UGC、大学助成委員会)にも承認されている。
コースはUNESCO MGIEPと米ライフ大学が開発したCompassionate Integrity Training(思いやりのある全体トレーニング)に基づき、21世紀の感情知性スキルを育成してインド教育制度の目標達成に寄与し、社会・感情学習を提供して積極的な地球市民を創造することを目指している。コースは3シリーズ、10スキルで構成され、約40時間で修了する。
調印式にはUNESCO MGIEPディレクターのAnantha Duraiappah博士、KIIT & KISS創設者のAchyuta Samanta博士、KISS Deemed-to-be-UniversityのSatya Tripathi学長、デリーにある多くの大使館、国連事務所の代表が出席した。
Anantha Duraiappah博士はあいさつで、「SEEKは自身を発見して心地よさを感じ、親切にすることである。KIIT-KISSとのパートナーシップを歓迎し、職員と学生がこの弾力的コースを取って自身への思いやりを育むこと、より平和で持続可能な社会発展の貢献に役立つと分かってくれることを心から願う」と語った。
Samanta博士は「KIIT & KISSは思いやり、優しさ、人道主義のエトスに基づいている。われわれはUNESCO MGIEPと手を組んで、学生と職員に感情知性スキルを備えさせることをうれしく思う。それはとりわけ、人類が試練の時期を経過するときに感情回復力を育成する助けになる」と話した。
Tripathi学長は「SEEKコースは第1段階で教職員1000人と学生1万1000人が参加し、今後の学生全員は2022年の単位で受講する」と述べた。
UNESCO MGIEPは国連持続可能な開発目標4.7の達成に焦点を当てている。社会・感情学習を推進するプログラムの開発、デジタル教育学のイノベーション、青年のエンパワーによって、全世界で平和で持続可能な社会を構築する教育を目指すものである。
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