【マドリード2021年10月26日PR Newswire=共同通信JBN】
*Mobile World Congress Los Angeles 2021で発表
eSIM業界の主要プレーヤーの1つであるValidは、最新鋭のConsumer 3.0ソリューション向けeSIMのmioSIM(mioSIM eSIM for Consumer 3.0 solution )を発表し、Androidキーの安全なプロビジョニングを担うAndroid Ready SEアプレットであるAndroid Strongboxテクノロジーに支援された安全なトランスバーサルアプリケーションに対する業界の需要に応じる準備が整った。Consumerソリューション用のValidの新しいeSIMを最初に実装するのは最新のSTMicroelectronicsセキュア・エレメントになる見通しである。
決済、ID管理、モバイルアプリケーションを1つのセキュア・エレメントに統合するため、サービスコンバージェンスのプラットフォームでSIMカードを変換する試行を何度も重ねた後、eSIMはついに、モバイル世界の長期にわたる要望を実現するのに必要な成熟度に達した。
GSMAの最新の標準化に準拠したValidのConsumer 3.0ソリューション向けeSIMであるmioSIMは、安全な環境でのトランスバーサルアプリケーションの完璧な機会を促進する準備ができている。
AndroidのStrongboxアプレットがプリロードされたValidのソリューションは、特に接続されたデバイスの展開中に、eSIMの上にセキュア・エレメントを実装する手間を省く。それに加え、サービスプロバイダーはStrongboxアプレットを利用し、アプリケーションを保護することもできる。
Strongboxアプレットと組み合わせてeSIMトランスバーサルアプリケーションを利用することで、Android Keystoreを使用するすべてのAndroidアプリケーションは、ユーザーの操作なしでeSIMに保存されているキーに安全にアクセスできるようになる。また、接続プロファイルとは独立してアクセスできるため、OEMは、強力なユーザーID、デバイスペアリング、VPCアクセスキー、デジタル通貨など多数の新たなセキュリティユースケースで独自のアプリケーションを差別化できる。
Validのマーケティング、製品・戦略担当シニアバイスプレジデントであるBertrand MOUSSEL氏は「eSIMは、そのディスラプティブなエコシステム、成熟度、シームレスな管理、セキュリティドメインの柔軟性により、多くの利害関係者にとってコンバージェンスのエレメントになっている。Android Ready SE Allianceに加盟した後、ValidはeSIMとセキュア・エレメント戦略を実行することが可能になっており、業界の立ち上げ段階をサポートし続け、保存データ、Androidキー、ID認証情報、デジタルキー、さらにはデジタル通貨などの新しい高レベルの保護ユースケースへの扉を開くと同時に、STMicroelectronics介して信頼できる環境を提供する」と述べた。
Validは今週、Mobile World Congress LA(MWCLA)展示会に参加し、同社の新しいeSIMソリューションを紹介しディスカッションを行う。10月26日から10月28日にブース#1916を訪れ、Validのエキスパートと会うか、MWCLA eSIMサミット内で10月26日午後2時30分(米太平洋標準時)に開催されるValid USAのAlberto Hernandez決済/テレコムセールス&マーケティング担当シニアバイスプレジデントによるライブプレゼンテーションに参加を。
▽Validについて
Valid(B3:VLID3 - ON)は、新しいテクノロジーを統合するカスタマイズされたソリューションを提供して、安全で信頼できるエクスペリエンスを実現する。Validは、データ、決済、アイデンティティー、モバイル、IoT、追尾・追跡、デジタル認証、アグリテックで、クライアントのビジネスのデジタル変革を加速する幅広いソリューションポートフォリオを提供している。 60年以上の経験を持ち、16カ国に6000人を超す従業員を擁するValidは、ブラジルで最大の身分証明書の発行組織であり、SIMカード生産でトップ5に入り、銀行カードの生産では世界最大だ。詳細については、www.valid.com を参照。