omniture

ElevenEs が EIT InnoEnergy から投資と支援を受け、セルビアのリチウム堆積地の近くにバッテリーのギガファクトリーを建設

EIT InnoEnergy
2021-10-22 07:00 514

- ElevenEs は、独自の LFP テクノロジーを開発し、電気自動車、バス、トラック、フォークリフト、その他の産業用自動車用のバッテリーとエネルギー保管システムを生産してきました。

- LFP バッテリーは、競合ソリューションと比べて手頃な価格で、長持ちし、持続可能性があり、安全です。コバルトやニッケル、その他の希少鉱物を必要としません。

- この産業スピンオフであるElevenEsは、25年の生産経験を利用し、世界最大のリチウム堆積地の一つがあるセルビアに16ギガワット時の工場を建設します。

- ElevenEs は現在、EIT InnoEnergy からの投資を確保しました。 EIT InnoEnergyは、Northvolt と Verkor を含む他の成功しているバッテリー・ギガファクトリーへ早期に投資しているヨーロッパの投資者です。

- EIT InnoEnergy は、強力で競争力のあるヨーロッパのバッテリー産業を構築するための欧州委員会構想の一つである欧州バッテリーア・ライアンスの業界潮流を先導しています。

セルビア、スボティツァ, 2021年10月22日 /PRNewswire/ -- 2030年までにヨーロッパは、現在製造しているよりも14倍多くのバッテリーを必要とします。電気自動車の増大とエネルギー保管市場の成長が原因となって、特に再生可能エネルギーのシェアが増大すると見込んでエネルギーシステムを安定化するためにバッテリーが必要とされています。したがって、リン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーは、長寿命や手頃さ、安全性の利点を併せ持ち、急速に成長するバッテリー市場でますます強固な地位を占めるようになっています。

Visualization of the ElevenEs production plant in Subotica, Serbia.
Visualization of the ElevenEs production plant in Subotica, Serbia.

多国籍Al Pack Groupの産業スピンオフであるElevenEsは、アルミニウム加工を専門とし、梱包材料市場で25年間操業してきました。同社は、より持続性があり効率的なリン酸鉄リチウムバッテリーを製造するための独自技術を開発しました。同社は、2019年10月以来LFPリチウムイオン・バッテリーの研究開発を行っており、最近になってセルビアのスボティツァに高度研究開発センターを開設しました。そこにエンジニアと科学者のインターナショナル・チームを編成しました。

「LFP電池は、競合する他の電池よりも2倍長持ちし、6000回充電可能で、充電は迅速で、100%の充電状態まで繰り返し充電でき、電気自動車に火災を引き起こしません。その上、費用は極めて廉価です。LFP電池は今、バッテリー・テクノロジーのグローバル・リーダーである中国で最も人気のある選択肢です。」と、ElevenEsの創設者兼CEOのNemanja Mikaćは語っています。

ギガファクトリーに向けて戦略的提携

ElevenEs は、EIT InnoEnergyとの契約に署名しました。Pitchbook は、EIT InnoEnergyを世界で最も活動的な持続可能エネルギーへの投資者としてランクしており、スウェーデンのNorthvolt (最近、27.5億ドルの資金調達ラウンドに署名しました)およびフランスのVerkor (2021年7月、1億ドルの設立ラウンドを終了し、ルノーとの戦略的パートナーシップを確保しました。)などの成功しているバッテリー・ギガファクトリー・ベンチャーに最初に投資したことで有名です。これらの事業主体は、戦略的提携を発表し、ヨーロッパで最初のLFPリチウムイオン・バッテリーのギガファクトリーを建設しました。

ElevenEs の工場は2023年までに、年間合計見積能力が300メガワット時あるLFP電池を製造できるようになります。8ギガワット時の100%再生可能なエネルギーの工場建設は、2024年にセルビアのスボティツァで開始されます。この工場は、後で16ギガワット時の容量に拡張されます。これは、30万台を超える電気自動車(BEV)にバッテリーを毎年供給するのに十分な量です。同社は、最大2千人の従業員を雇用すると述べています。もう一つの重要な利点は、この施設が、ヨーロッパ最大のリチウムの堆積地であるJadar Valleyに非常に近接しているという事実です。

「バッテリーについて展望するとき、LFP電池は次の大きな跳躍点になります。ニッケルベースのバッテリーが、エネルギー濃度でLFPを凌ぎ、高性能車では最善のオプションであり続ける可能性がありますが、LFPは、コスト、安全性、および寿命の点ではるかに優れており、産業用途をはじめ、ESS,および都市電気自動車(比較的短距離)の用途ではベストの選択になります。」と、EIT InnoEnergy Central Europe.のCEOであるJakub Milerは語っています。

「この1年半の間、ElevenEs と協働してきました。私たちにとって最大の驚きであったのは、アルミニウム梱包プロセスとノウハウの70%が同社の親会社であるAl Pack Groupからのもので、電池の製造に容易に移転できたことです。現在独自のLFPテクノロジーを開発した同社は、Al Pack Groupの業界経験のお陰で、競争相手よりもはるかに迅速に前進することが可能です。私どもは、その行程を共にすることにわくわくしています。」

ElevenEsについて

ElevenEsは、多国籍Al Pack Groupの産業スピンオフです。毎年4千万平方メートルを超える加工アルミ箔を製造し、25年間梱包市場で運営してきました。Al Pack Groupは、バッテリーの製造で重要なプロセスである電極生産と同様のプロセスを使用しています。ElevenEs は、高度な研究開発センターを有し、セルビアのスボティツァの親会社の敷地で2021年6月から運営をしています。同センターでは、エンジニアと科学者のインターナショナル・チームを雇用しています。

www.elevenes.com 

EIT InnoEnergyについて

EIT InnoEnergyは、ヨーロッパだけでなく他の地域でも持続可能エネルギーの分野で革新と起業家精神をリードする原動力です。 

EIT InnoEnergy は、およそ380の持続可能エネルギー関連の新規事業開始企業に投資と付加価値サービスを提供してきました。その内30を超える企業は蓄電で、Northvolt のような旗艦企業(垂直統合された持続可能バッテリーメーカー)、Skeleton Technologies(指導的OEM内で主要な役割を果たすスーパーコンデンサのグローバル・リーダー)、およびVerkor (バッテリー電池の製造用のギガファクトリーを建設するフランスに本拠を置く会社)が含まれます。

EIT InnoEnergyは、2010年に設立され、持続可能エネルギーのイノベーションに5億6千ユーロを投資し、欧州連合の一機関である欧州工科大学院(European Institute of Innovation and Technology:EIT)により支援を受けています。

www.innoenergy.com

写真 - https://mma.prnasia.com/media2/1664727/1098984_IMAGE.jpg?p=medium600

 

ソース: EIT InnoEnergy