【ストックホルム2021年10月21日PR Newswire】ボルボグループはSSAB製の化石燃料フリー鉄鋼で作られた世界初の車両を発表しました。今日ヨーテボリで開催されたボルボコラボレーションイベントで鉱山や砕石で使用される新型ダンプボディとして披露されました。
2022年には、さらに多くの車両と機械がSSAB製の化石燃料フリー鉄鋼を使用した新しい車両やコンポーネントとして一連のコンセプトに続いていく予定です。
「SSABの化石燃料フリー鉄鋼を使用して製造した世界初の実走車両として真のマイルストーンです。ボルボグループとの協業は、我々鉄鋼業界が環境適合型産業へ移行出来ることを実証しました」と、SSABのCEOマーティン・リントクィストのコメントです。「力を合わせてお客様に高品質鉄鋼をご提供させていただくと同時に、最終顧客に至るまで気候影響を削減し続ける予定です。より多くの化石燃料フリー製品を生産するための研究開発でボルボグループと協力を継続することに期待を膨らませています。」
「SSABとのこのイニシアチブは化石燃料フリーの未来のための大いなるベンチマークとなります。COP26会議に世界各国が気候変動に対処するため同意したように、組織と業界も協業して温室効果ガスを排出しない未来のための新たな解決策を開発しなければなりません。その点においてボルボグループはSSABとこのような先駆的パートナーシップを組み、地球環境の未来のため、また持続可能社会のための輸送およびインフラストラクチャーを構築し、また安全で効率のよい新しい車両と機械を開発することに取り組んで参ります。」と、ボルボグループのCEOマーティン・ルントステット氏がコメントしています。
SSABは、2026年にはオクセレスント拠点の溶鉱炉を電気アーク炉に変換し、商業ベースでの化石燃料フリー鉄鋼の供給を開始する予定です。また鉄鉱石を原料とする製鉄に伝統的に必要だった石炭コークスを使用せず、HYBRITテクノロジーによってこの過程においても、化石燃料を使用しない電力と水素に置き換えるものです。このことは事実上製鉄過程において、二酸化炭素排出のない画期的な技術進歩であります。
2021年8月、SSABはスウェーデン、ルーレオ拠点のHYBRITパイロットプラントで生産された水素還元鉄から作られた世界初の化石燃料フリー鋼板を発表することができました。HYBRITイニシアチブはSSABとLKAB、Vattenfallの協業であり、製鉄における完全なる化石燃料フリーでの付加価値創出連鎖に向けた重要な一歩であります。
SSABは、北欧および米国の鉄鋼会社です。SSABは、より強く、より軽く、より持続可能な世界を創り出すために、顧客と密接に協力して開発した付加価値の高い製品とサービスを提供しています。SSABは、世界50カ国以上に従業員がいます。SSABはスウェーデン、フィンランド、米国に生産拠点を有しています。SSAB は、ナスダックストックホルムに上場しているほか、ナスダックヘルシンキ二部に上場しています。www.ssab.com。ソーシャルメディアでも、フォローしてください:Facebook (https://www.facebook.com/ssab.ab/ )、Instagram (https://www.instagram.com/ssab/ )、LinkedIn (https://www.linkedin.com/company/ssab )、Twitter (https://twitter.com/SSAB_AB )、YouTube (https://www.youtube.com/ssab )。
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(日本語リリース:クライアント提供)