【北京2021年10月14日PR Newswire=共同通信JBN】XCMG(000425.SZ)は、10月12日に北京で開幕したChina Fire 2021に、地質災害、高所救助、石油化学製品火災、洪水災害の4つの主要カテゴリーの緊急・救助ソリューションを展示している。世界トップ3の防火・緊急救助展示会にランクされている4日間の展示会は、業界をリードする製品や先進技術を紹介する国際的舞台である。
XCMGは、China Fire 2021の初日に緊急救助ソリューション・製品を発表、救助現場でのデジタル管理・制御、救助機器データの可視化管理、IoTによる物流管理情報の高度化などを実現する最新の消防デジタル管理プラットフォームが公開された。
China Fire 2021でXCMGの展示の目玉となったのは、インテリジェントな環境認識、自律測位、自動障害物回避の機能を備えた消防ロボットである。
XCMGのLi Qianjin消防安全装置GMは「高電圧の変電所や石油化学パークなどの重要エリアの火災時の安全を確保し、消防士の安全と健康を守るため、当社はこの消防ロボットを新たに開発、画期的な火災救助法を実現した」と語った。
同ロボットは、GNSS-RTK高精度測位システム、2眼式深度カメラ、慣性計測ユニット(IMU)を搭載、マルチセンサー・フュージョン技術により3次元環境認識知能を実現した。センチメートル単位の測位能力と全方位障害物回避能力を備えており、周囲の明るさの変化を恐れず、あらゆる天候下で火災救助シナリオ・ニーズに応えることができる。
多機能救助車JY20G2は、破砕、せん断、拡張、切断、つかみ取り、持ち上げ、運搬など一連の障害物除去作業を優雅かつ容易にこなす「クイックスイッチ」技術で、来場者を驚かせた。
Li氏は「中国は、自然災害や社会の安全にかかわる事故が頻発し、毎年巨額の経済的損失が出ている国だ。XCMGは、総合的な研究開発、製造の強みを活かし、耐火機器、緊急救助機器、空中作業機械、氷雪除去機器、ウォーキングショベル、多機能障害物除去車両、無人採掘機器などの専門的な製品を開発している」と語った。
XCMGは現在、200件以上の技術特許を保有、製品はロシア、韓国、ウクライナ、インドネシア、フィリピンなど70以上の国と地域に輸出されている。XCMGは、超高度到達消防車を大量輸出している唯一の中国メーカーである。