【ワシントン2021年10月11日PR Newswire=共同通信JBN】International Copper Association(ICA、国際銅協会)は、Vale International S.A.(Vale)が新たな会員となったと発表した。Vale は12日、ロンドンでのICA年次総会で会員に選定された。
ブラジルに本社を置くVale は世界最大級の鉱業会社であり、約30カ国で事業を展開している。Vale は最も安全で、最も信頼のおける世界的鉱業会社の1つとなることにコミットしている。Vale は、銅産業がパリ協定と国連の持続可能な開発目標に基づく世界的な目標の支援に努力している、この重大な局面でICAに加入する。
Vale Base MetalsのMark Travers取締役副社長は「Vale は強力でポジティブな経済、社会、環境でのレガシーを構築し、その事業の影響を軽減することにより、持続可能性を自社の事業に統合することにコミットしている。銅の採掘はわれわれの事業の極めて重要な部分であり、われわれは環境に対する責任を非常に真剣にとらえている。ICAは業界を主導する会員各社を全体的なカーボンニュートラルへと導いており、Vale はこうした変革の中で同業者と協力することは重要であると確信している」と語った。
ICAのAnthony Lea会長は「ESG(環境・社会・ガバナンス)問題と気候変動の軽減がこの業界を好ましい変化へと推進している重要な時期にValeがわれわれに加わってくれて大変喜んでいる。われわれは会員と密接に協力し、銅産業がその過程を脱炭素化できる手法を定義づけしようとしており、われわれはこれを来年の早い時期に実現するための行程表の完成を目指している。このプロセスにおいてValeの意見を聞くのは極めて重要なことだ」と付け加えた。
ICAのSteve Higgins 理事長(Freeport McMoRan)は「ICA理事長として、また長年のICA会員として言えば、Valeを会員に迎え、銅産業の発言権を強化することを喜んでいる。ICAが業界のために実現する価値ある提案は強力であり、われわれは他の業界の企業がわれわれの共有する利益を支持することでわれわれと一体となることを望んでいる」と指摘した。
ICAは6大陸で操業している31の会員を有している。
▽ICAについて
1942年に当初、国有のCompanhia Vale do Rio Doceとして設立されたValeは現在、世界最大級の鉱業会社にランクされる上場企業である。Valeは約30カ国にわたって事業を展開し、天然資源を繁栄と持続可能な開発に転換することに努めている。
▽International Copper Associationについて
International Copper Association(ICA、国際銅協会)は世界の銅産業を結集して、銅市場を開拓、擁護し、国連の持続可能な開発目標に積極的に貢献する。本部はワシントンD.C.にあり、アジア、欧州、北米の主要3地域にオフィスを構えている。ICAとそのCopper Alliance(R)のパートナーは世界60カ国以上で活動している。詳細については、www.copperalliance.org を参照。
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