【グルグラム(インド)2021年9月28日PR Newswire=共同通信JBN】Whirlpool of India Ltd.(NSE: WHR; BSE: 500238)は28日、Elica PB Indiaの追加株式を取得するため、Elica S.p.A(MTA: ELC)と株式購入契約を結んだと発表した。Elica PB IndiaはWhirlpool Indiaの過半数所有子会社になり、その財務諸表はWhirlpool India内に統合される。取引は2021年9月末までに完了する見通し。両社は現状同様に経営を継続する。
Whirlpool Indiaは現在、Elica PB India Private Limitedの株式の49%を保有しており、追加持分38%を5700万米ドルで取得し、総保有株式は87%になる。Whirlpool Indiaは2018年にElica PB Indiaの持分49%を取得していた。
Whirlpool IndiaのVishal Bholaマネジングディレクターは「この取引をとても喜んでおり、インドで高収益成長を加速するというわれわれの野心に沿うものである。クッキング、ビルトイン家電はそれほど普及していない部門で、消費者が料理に情熱を抱き、台所の投資を増やしているため、最近は需要が加速している。消費者は常にビジネスの中心にあり、今や当社はElicaとWhirlpoolの両ブランドで彼らの家庭生活を向上させる格好の場所にいる」と語った。
Elica PB IndiaのPralhad Bhutada最高経営責任者(CEO)兼ディレクターはこの取引について、「ここ10年にわたり、Elica PB Indiaはインドで極めて強力な製品ポートフォリオと流通ネットワークを打ち立てており、それはクッキング部門で過去3年、Elica、Whirlpool両ブランドの構築に利用されている。継続的な関係によって、消費者に両ブランドのより広範な革新的で高級なクッキングソリューションを提供できると確信している」と述べた。
Whirlpoolはアイコニックブランドであり、洗濯機、冷蔵庫ではインド有数の業界リーダーである。Elicaは製品開発の美学、革新、品質、および消費者クッキングニーズの多様な知見で知られている。ジョイントベンチャー開始以来、Elica PB Indiaは強力な流通ネットワークももたらし、Whirlpoolクッキング製品は市場で広く受け入れられるようになった。Whirlpool IndiaとElica PB Indiaはともに価値と相乗効果を生み出して関連クッキング、ビルトインソリューションを提供し、消費者の生活を簡便にして家族の世話にもっと多くの時間を費やせるようにしている。
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▽Whirlpool Indiaについて
グルグラムに本社を置くWhirlpool of India Limitedは、インド主要家電の大手メーカー兼マーケターの1つである。Whirlpoolは1980年代末、グローバル拡張戦略の一環としてインドに進出し、現在はファリダバード、ポンディシェリ、プネの3カ所に最先端製造施設を保有している。各製造施設は、消費者に先進ソリューションを提供するWhirlpoolのコミットメントを示すインフラを備えている。詳細はhttps://www.whirlpoolindia.com を参照。
▽Elica PB India Private Limitedについて
Elica SpAは2010年、ジョイントベンチャーElica PB India Private Limitedをインドに設立した。インドの製造ユニットはマハラシュトラ州プネにある。製造プラントは機械、自動組み立てライン、イタリアから輸入された装備を配している。それぞれの製造プロセスはイタリアから技術支援を受け、各種キッチンフード、ホブ、レンジ台上面モデルを製造する能力がある。
ソース:Whirlpool Asia