ボストン、マサチューセッツ, 2021年9月20日 /PRNewswire/ -- 中枢神経系障害(CNS)のための人工知能(AI)ニューロイメージングソフトウェアプラットフォームの商業化を手掛ける医療技術企業であるQynapse Inc.は、ウェブサイトの完全な再設計や新たなロゴも含む、全面的なリブランディングを発表しました。このリブランディングは、同社の戦略的ビジョンや焦点、そして同社が掲げる卓越性へのコミットメントをより良く反映させることを狙いとしています。
Qynapseは、臨床医、保険者、製薬企業の皆様に神経画像を最大限に活用いただくためのツールやソリューションを提供することに取り組み、それにより中枢神経系(CNS)疾患における測定精度の向上、患者さんのアウトカムの改善とQOLの向上の実現を目指しています。そこから、リブランディング戦略では、「患者さん中心」をその核に据えています。
「2015年にQynapseをスタートさせる前から、私たちは、神経画像AIが、臨床におけるルーチンとしても、臨床試験においても、臨床ソリューションとして幅広く受け入れられ、活用される未来を思い描いてきました。今日では、このビジョンに向かう主要なステップはすでに達成されたといえます。Qynapseは、脳障害を抱える患者さんの診断と治療の未来がより明るく、高い精度を備えたものとなるよう、これまでの流れを一新するようなテクノロジーを提供するべく努めてきました。組織としてのQynapseが今日至った姿をよりよく表す、新たなブランドアイデンティティをここに発表できますことを喜ばしく感じています」と、QynapseのCEO、オリヴィエ・クレージュは述べています。
Qynapseが大規模なリブランディングに着手した裏には、昨年同社が複数の重要なマイルストーンを達成したという事実が存在しています。ヨーロッパおよび北米に対する注力を維持しつつ、アジア太平洋などの新たなグローバル市場に乗り出したことで、Qynapseは、神経科学産業におけるリーダーとしての立ち位置をさらに強化することとなりました。
Qynapseは、臨床におけるルーチンの場面でも、臨床試験での利用においても、中枢神経系(CNS)疾患のスクリーニングおよびモニタリングの精度や信頼性をさらに高めていくために道を切り開き続けています。世界的に認められた同社の科学者チームと臨床パートナーの皆様とともに、Qynapseは、脳スキャンの迅速、正確かつ客観的な解析と解釈を実現するべく、神経変性および神経炎症について200を超える測定を提供する、最大規模となる独自のアルゴリズムのデータセットを構築してきました。
「業界として、私たちの考え方は進化を遂げてきました。現在では、医療のエコシステム全体において影響力のある変化を推進していくにあたり、AIは人間にとって不可欠なパートナーとなりました。医療提供者、保険者、製薬会社の皆様、そして何よりも患者さんに対し、私たちは、信頼のおける結果をご提供することでかつてない安心感をお届けしたいと考えており、私たちの新しいブランドアイデンティティは、この目標をはっきりと表すものとなっています。また、このブランドアイデンティティは、画像データをその他のバイオマーカーや患者さんのモダリティと組み合わせ、臨床試験の結果に好影響をもたらし、中枢神経系(CNS)ケアの連続体における意思決定を支援するという、私たちの長期的なビジョンも反映しています」と、QynapseのCCOであるマット・ウルムは結論づけています。
Qynapseの新ウェブサイトはwww.qynapse.comからご覧いただけます。
Qynapse Inc.について
Qynapseは、 中枢神経系(CNS)疾患の最前線において、臨床におけるより早期の精密医療の可能性を生み出す、独自のAIニューロイメージングソフトウェアプラットフォームの商業化を手掛ける医療技術企業です。
QynapseのフラッグシップソリューションであるQyScore®は、FDA認可およびCEマーク取得済みで、MRIスキャンとAIを組み合わせることで、迅速かつ実用的なインサイトを生み出し、より精度が高く客観的な脳スキャン解析への可能性を広げるものです。研究用途のみでの提供となるQynapseの予測AI技術、QyPredict®は、病状経過を予測し、臨床試験において対象とすべき患者さんの選定をより良く行うことのできる可能性を提供します。
Qynapseは、フランス、米国、カナダに本社を置いています。
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