【テルアビブ(イスラエル)2021年9月16日PR Newswire=共同通信JBN】イスラエルのフィンテック人工知能スタートアップであるFintica AI, Ltd.,は16日、イスラエル証券庁(ISA)のデータ分析技術パイロットが無事終了したと発表した。パイロットは、ISAとInnovation Authority(イノベーション庁)およびテルアビブ証券取引所との合弁事業であるデータサンドボックスプログラムの一環として実施された。
Fintica AIは、金融業界に焦点を当てたディスラプティブな自律型人工知能技術を開発したイスラエルのフィンテックとディープテックの企業だ。同社の製品は、自己学習と機械学習の方法論を利用して膨大な財務時系列データを組み合わせ、大規模なパターンを分析・識別する。これにより、異常を識別して不正を検出し、リスク保護と市場イベントの分類を提供できる、新しい種類の鋭敏で正確な市場監視機能が可能になる。
ISAおよびIIAとの協力による7カ月のパイロット期間において、Fintica AI技術の適用は、金融セクター向けの高度なイスラエル製技術をさらに開発するために、最先端のAIフォレンジックツールでISAの機能を活用するのが目的だった。
Fintica AIのPhilippe Metoudi最高経営責任者(CEO)は「効果的な市場監視技術は依然として資本市場の大きな課題だ。世界中の証券取引所の監視チームはいまだに頻繁に誤検知アラートを発する監視システムを使用しており、大幅な手動操作が必要となる。Fintica AIは、この誤検知率を大幅に削減し、チームの注意を最も疑わしい取引と価値のある分野に集中できるようにすることを目指している」と述べた。
▽Fintiaca AI Ltd.について
Fintica AIは、イスラエルのフィンテックとディープテックの企業で、資本市場向けの次世代自律型AIを構築している。
当社は、データ異常検出を向上させ、市場インフラの予測分析を強化し、独自のAIベースの投資およびリスクの決定サポートツールと、投資マネージャーおよびグローバルデータベンダー向けのインテリジェントな関連市場データフィードを開発している。
当社はテルアビブに本社を置き、チューリヒ、香港、ニューヨークで事業展開している。
詳細については、www.fintica-ai.com を参照するか、enquiry@fintica-ai.com へeメールを。