【ブラジリア(ブラジル)2021年9月9日PR Newswire=共同通信JBN】
Crealityは2021年9月8日、ブラジル宇宙機関(AEB)を通じたブラジル科学技術革新省(MCTI)の組織的支援を受け、ブラジル教育開発基金(FNDE)がブラジリア大学(UnB)と共同で開発した「宇宙ロボットプロジェクト(Space Robotics Project)」とのパートナーシップを正式に締結した。同プロジェクトの公式発表はライブイベント形式で行われたため、同プロジェクトの主な受益者である全国の教師や学生たちもライブに参加した。また、在ブラジル中国大使館も代表を派遣し、3D技術を通じて宇宙の夢を追う同国の子供たちを支援する、この壮大なライブイベントに立ち会った。
公益事業に熱心な企業
3Dプリンター専門メーカーであるCrealityは、3Dプリントソフトウエアの研究、3Dプリンターの設計、3Dプリンターの販売・再販全体の統合を専門としている。
同社は今や、世界中に160万以上のユーザーがおり、年間出荷台数は120万を超え、成長が止まることのない有名ブランドに成長した。Crealityは、1000人を超える専門的研究開発メンバーと100を超える独立した知的財産権のコア特許を抱えるようになっても、現状に満足はしていない。
Crealityは、業界大手であることだけで満足することなく、より大きな夢を目指している。「リアリティーを生み出し、夢を実現する!」という言葉が端的に示す同社の使命、その使命を常に念頭に置き、伝道師としてその精神を伝え、人々が3Dプリント技術の利便性を享受できるようにしたいと考えている。
1万1000km以上を移動し、ブラジルの150都市をカバーする興味深い宇宙ロボットプロジェクト
同プロジェクトは、8月から12月までの4カ月間、全国150都市の250校にCrealityの提供する3Dプリンターが導入され、トラックを移動式ラボに改造したTECNOMOBユニットが25以上の学校を訪問する。また、各参加校には教育用プラットフォームを利用するためのライセンスが提供され、学生たちの携帯電話やコンピューター、タブレットにダウンロードできる。学生たちは、この完全にインタラクティブなツールを使い、デバイスの画面で自分たちのロボットの組み立て方を学び、ロボット教育アプリの背景となっている米航空宇宙局(NASA)のアルテミス計画についても学習する。
ひとつのプロジェクトを超えて:Crealityはさらなる公益事業協力を歓迎している
3D技術は、機械や教育の不足により、ほとんどの国でまだ遠い存在だが、世界全体を変えることができる重要な技術として期待されている。これこそ、Crealityが公益活動を行う際に目指していることである。Crealityは過去7年間、世界中の若者への3Dプリント技術の普及、恵まれない学生へのできる限りの支援、アフリカの手足の不自由な子供たちへのプリント義肢の提供、若いデザイナーへのデザインのチャンス提供などを積極的に行ってきた。技術革新企業であるCrealityは、科学技術がもたらす利便性を全ての家庭が享受できるよう、伝道師の精神で3Dプリント技術を伝えてきた。
これまでのところ、Crealityの3Dプリンターはユーザーの間で高い評価を得ており、同ブランドは多くの3Dプリンター愛好家からも強く支持されている。しかし、より多くの困っている人を助けるという理念に終わりはない。ブラジルの宇宙ロボットプロジェクトは手始めに過ぎない。将来的には、Crealityは、あらゆる国のあらゆる組織と協力して、公益事業精神を伝えるとともに、3D技術を普及させてより良い世界をつくっていきたいと考えている。
ソース:CREALITY