【高雄(台湾)2021年9月1日PR Newswire=共同通信JBN】Journal of Applied Microbiologyに公表された初の臨床研究は、SynForU(TM)-HerCareが妊婦の膣カンジダ症(VC)の外陰膣の症状と再発の減少に有効であることを実証している。
乳酸菌株であるSynForU(TM)-HerCareは、世界の女性がかかる最もありふれた健康問題の1つ、VCに悩む妊婦の生活の質を向上させるよう考案された。このプロバイオティックのブレンドは、ラクトバチルス・プランタルムLP115、ラクトバチルス・ヘルベティカスLA25、ラクトバチルス・ラムノサスLRH10、ラクトバチルス・パラカセイLPC12、ラクトバチルス・フェルメンタムLF26、ラクトバチルス・デルブルエッキイ亜種、ラクティスLDL114という乳製品から取り出された。その品質、有効性、効能は試験済みだ。市場に出ている他のデリケートゾーン用プロバイオティクスと比較してHela細胞、過酸化水素生成、抗菌作用への付着能において優れている。
SynbioTechのヒューマンヘルスケア・グローバルオペレーション責任者であるSan Land Young博士は「プロバイオティクスと膣カンジダ症に関する研究の大半は何よりもまず、特に妊婦にターゲットを絞ることなく一般的な女性に焦点を当てた。VCは不規則に妊婦に発生する可能性があるが、研究では年齢、妊娠週数、分娩回数、職業、教育レベルに関わらず、妊婦でより多い患者数が見られたことを示している。VCの治療に関して研究では、抗真菌薬には通常、再発率の上昇や薬剤耐性などの副作用があるため、それに比べてプロバイオティクスが好ましい選択肢であることが示唆されている。従って、われわれは特に妊婦におけるVCの予防へのプロバイオティクスの潜在的効果を調査するため、さらなる無作為研究を進めた」と述べている。
VC患者の妊娠14週から32週の被験者78人は、8週間にわたる無作為のプラセボ対照二重盲検試験を終えた。介入群は、8週間乳酸杆菌プロバイオティクス(9.5 logコロニー形成単位/カプセル剤を1日2剤)を服用した。
乳酸杆菌のグループは8週目に、炎症、分泌物、痛みなどの外陰膣の症状が45%軽減(P<0.05)、不安が31%緩和(P=0.001)、VCに帰する日常生活の不自由が34.6%減少 (P=0.026)したことを示した。プラセボ群では、情緒的ストレスや社会的影響に有意な変化が見られなかった。とりわけ、乳酸杆菌のグループでは8週目に、プラセボ群と比べて情緒的ストレス再発が38%減少(P=0.0002 Vs P=0.003)し、社会的影響が33%改善(P=0.006)したことも報告された。さらに、乳酸杆菌のグループはプラセボ群と比較して、1週間における排便回数がより多く(11%増加)(P=0.001)、わずかに便秘が少ない(P=0.06)ことが証明された。
研究結果は、SynForU(TM)-HerCareの補給が外陰膣の症状とVCの再発を減少させ、VCに起因する情緒的および社会的苦痛を改善することを示した。さらに、SynForU(TM)-HerCareは妊娠によって引き起こされる便秘のリスクを減少させる潜在的利点を明らかにした。女性は、有効で科学的に裏付けされたプロバイオティクス、SynForU(TM)-HerCareの説得力ある効果から恩恵を受けることができる。SynForU(TM)-HerCareは、現在世界中で入手可能だ。
SynbioTechのLisa Chenマーケティング部長は「市場にはさまざまな効能をうたうプロバイオティクスがたくさん出回っているが、科学が鍵となる。SynForU(TM)-HerCareは確固たる科学によって裏付けられており、世界中の女性に長期的なケアを提供し、それによって彼女たちの人生を変えることに当社はコミットしている」とコメントした。
詳細はhttps://www.synbiotech.com を参照。
参考資料:
J Appl Microbiol. 2021 May 22. Doi:10.1111/jam.15158.
ソース:SYNBIO TECH INC
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写真説明:SynForU(TM)-HerCareプロバイオティクスが女性の膣内イースト菌感染症を減少させる効果を示す