【上海2021年8月23日PR Newswire=共同通信JBN】
▽2021年第2四半期決算概要
*売上は前年同期比13.4%増の71億1000万人民元。第2四半期として同社史上最高を記録。
*営業利益は前年同期比67.1%増の16億8000万人民元。純設備投資は9億2000万人民元で、当四半期のフリーキャッシュフローは7億6000万人民元。
*純利益は9億4000万人民元で、第2四半期として同社史上最高を記録。
*1株当たり利益は、2020年第2四半期が0.15人民元だったのに対し、0.54人民元。
▽2021年上半期決算概要
*売上は前年同期比15.4%増の138億2000万人民元。
*営業利益は前年同期比33.9%増の28億8000万人民元。純設備投資は14億8000万人民元で、2021年上半期のフリーキャッシュフローは14億人民元。
*純利益は前年同期比261.0%増の13億2000万人民元で、同社史上最高を記録。
*1株当たり利益は、2020年上半期が0.23人民元だったのに対し、0.78人民元。
*2021年4月に50億人民元の第三者割当増資を無事完了。
世界有数の集積回路(IC)製造・技術サービスプロバイダーJCET(SSE:600584)は21日、2021年上半期の決算を発表した。財務報告書によると、2021年上半期、JCETは成長の勢いと高い収益性を維持、売上は138億2000万人民元、純利益は13億2000万人民元と、前年同期比でそれぞれ15.4%増、261.0%増を達成した。
JCETのJanet Chou最高財務責任者(CFO)は「JCETは、チームの堅実な仕事ぶりと旺盛な顧客需要により、2021年第2四半期も記録的業績を達成し、第2四半期の粗利益は前年同期比260ベーシスポイント増えた。また、高い営業利益とフリーキャッシュフローにより、バランスシートがさらに強化された」と語った。
JCETは2021年第2四半期、堅調な財務実績以外にも数多くの重要な成果を上げた。JCETは4月に、業界エコシステムとの効率的なやり取りと相乗的開発を強化し、顧客にシームレスで効率的なフルライフサイクル技術サービスサポートを提供するため、「Design Service Business Center(設計サービス事業センター)」と「Automotive Electronics Business Center(自動車エレクトロニクス事業センター)」を設立した。JCETは、5G通信機器、ビッグデータ、自動車エレクトロニクスなどの市場アプリケーションニーズに適切に対応できるよう、SiP、QFN、BGA、その他の完成品チップ製造ソリューション機能を強化するため、約50億人民元を調達する第三者割当増資を完了した。そして、JCETは6月にはAnalog Devices Inc.のシンガポール試験施設の買収を完了、これにより、シンガポールでのJCETの試験事業の継続的拡大と、グローバルな事業戦略の迅速かつ着実な前進が可能になった。
JCETのLi Zheng最高経営責任者(CEO)は「ポスト・ムーア時代のダイナミックで革新的なアプリケーションにより、高度なパッケージングとバックエンドのチップセット製造ソリューションのアップグレードが急速に進んでおり、これはJCETにとって大きな成長のチャンスだ。JCETは近年、グローバル顧客と提携し、先進技術への投資を継続的に増やし、専門的かつ国際的な管理・生産業務体制を強化してきた結果、2021年上半期の売上、純利益が過去最高となった。今後も引き続き、先進的技術ソリューションの研究開発への投資、操業能力の最適化、専門チームの強化、取締役会の指導・支援の下での人材インセンティブ・メカニズムの導入を進め、JCETの持続的発展の確固たる基盤を築いていく」と語った。
▽JCETについて
JCET Groupは、半導体パッケージの統合設計と特性評価、R&D、ウエハプローブ、ウエハバンピング、パッケージ組み立て、最終試験、ドロップシッピングなど幅広いターンキーサービスを世界中のベンダーに提供している、世界有数の集積回路製造・技術サービスプロバイダーである。
当社の包括的ポートフォリオは、高度なウエハレベルパッケージング、2.5D/3D、システムインパッケージング、信頼性の高いフリップチップやワイヤボンディング技術により、モバイル、通信、コンピューティング、消費者、自動車、産業などの幅広い半導体アプリケーションをカバーしている。JCET Groupは、中国と韓国に2つのR&Dセンター、中国、韓国、シンガポールに6つの製造拠点、世界各地に販売拠点があり、中国や世界中の顧客に親身な技術協力と効率的サプライチェーンの製造を提供している。