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CBI Index第5版がドミニカとセントクリストファー・ネビスを最上位の投資家市民権国にランク

CBI Index
2021-08-19 22:11 1724

ロンドン, 2021年8月19日 /PRNewswire/ -- フィナンシャル・タイムズ(FT)紙の出版物であるProfessional Wealth Management(PWM、プロの資産運用)誌は8月18日、年次報告書の第5版(http://www.cbiindex.com )「A Guide to Global Citizenship: The 2021 CBI Index」(グローバル市民権ガイド:2021年CBI Index)を発表した。報告書は、世界で運用されているすべての投資家市民権(CBI)プログラムについて、こうしたプログラムへの申請を希望している投資家に優先度が最も高いとみなされている9つの柱(項目)を使用して評価した。各項目は、Freedom of Movement(移動の自由)、Standard of Living(生活水準)、Minimum Investment Outlay(手が届きやすい最低投資額)、Mandatory Travel or Residence(必須の旅行または居住)、Citizenship Timeline(市民権のスケジュール)、Ease of Processing(手続きの容易さ)、Due Diligence(適正評価手続き)、Family(家族)、Certainty of Product(商品の確実性)である。

2021 CBI Index – A Guide to Global Citizenship
2021 CBI Index – A Guide to Global Citizenship

年次報告書の2021年版では、ドミニカ(http://www.cbiu.gov.dm )とセントクリストファー・ネビス(https://www.ciu.gov.kn )が最も優れたCBIプログラムを有している国として首位の座を分かち合った。ドミニカにとって2021年は、同国が最良の第2の市民権を提供しているとの栄誉を与えられる5年連続の年となった。しかし、セントクリストファー・ネビスも首位の座に就いたのは今回が初めてである。

両国とも、申請者に必須の移動または居住を求めていないことのほか、簡単な手続き、適正評価手続き、家族に優しい仕組みに関して満点を獲得した。さらにドミニカはMinimum Investment Outlay(手が届きやすい最低投資額)とCertainty of Product(商品の確実性)の柱でも満点だった。一方セントクリストファー・ネビスは2年連続でCitizenship Timeline(市民権のスケジュール)で最高得点を得た唯一の国となった。これは有資格の申請者に60日以内に市民権を付与する同国のAccelerated Application Process(加速化された申請手続き、AAP)によるものである、しかし、一部の事例ではAAPはわずか45日しかからないこともあり得る。

カリブ海諸国は再び、グレナダ (https://www.cbi.gov.gd )、セントルシア(https://www.cipsaintlucia.com )アンティグア・バーブーダ(https://cip.gov.ag )がドミニカとセントクリストファー・ネビスに続いてランク入りし、2021年版報告書の上位5位を占めた。この業界における数十年間の経験がこの5カ国で共有され、この地域のCBIプログラムはCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)パンデミック期間中に変化した投資家の優先度に対応するために迅速に進化した。そうした変化として、セントルシアとセントクリストファー・ネビスで見られた期間限定の投資基準額の引き下げや、追加の扶養家族を申請に含むことを認めることによる家族の包括範囲拡大が挙げられる。

全体としてCBI業界は昨年、エジプトなどの新しい国がグループに参入してきた一方で、キプロスが長期間続いたプログラムを廃止したことなど、いくつかの変化を経験した。2021年には、従来の市場以外のより多くの投資家がパンデミックにより課された制限への合法的な解決策を求め始めていることを背景に、CBIプログラムへの要望は関心の高まりを見せている。

PWM誌のYuri Bender編集長は「プライベートバンクと法律事務所の両方が、パンデミック発生以来、新たな市民権とパスポートを求めるクライアントの間で関心が高まっていると伝えている。評論家は、富裕層の投資家はモビリティーがCOVIDによって唐突に取り消された時点でそれをありがたいと思い始めただけだと言っている」と語った。

報告書は、業界がこうした層の拡大によるニーズに応えるよう順応してきたと指摘し、「その傾向として、家族の包摂性、適正評価手続きへの持続的重点化、一定のCBIプログラムのもとで投資に提供されている不動産プロジェクトへの監督強化などが挙げられる」としている。

報告書全文をダウンロードするには以下をクリック:

https://cbiindex.com/reports

情報画像:

https://mma.prnasia.com/media2/1597161/cbi_index_infographic.jpg?p=medium600 

▽問い合わせ先:

info@cbiindex.com  

www.cbiindex.com 

 

ソース: CBI Index
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