omniture

H3CのAD-CampusソリューションとHCIデジタルプラットフォームを採用、地域医療DXと業務効率向上に貢献

医療法人札幌ハートセンター 札幌心臓血管クリニック様との連携事例
H3C
2021-08-18 17:46 1563

【札幌2021年8月18日PR Newswire】世界で最も平均寿命が長い国として日本国民の健康は、良い生活習慣だけでなく、質の高い医療サービスからも貢献されています。 2008年に創設された医療法人札幌ハートセンター・札幌心臓血管クリニック様(以下、「SCVC様」をいう)は、知名度の高い心臓病専門病院であり、心臓外科手術治療の数は常に日本でトップに立っています。デジタル化が、様々な産業や人々の生活の中に普及し、日本の国民が医療サービスの品質、効率性及び体験に対する期待が高まっているにつれ、SCVC様もDXの課題に直面しており、ネットワークインフラストラクチャーの再構築により、スマート医療変革を加速しなくてはいけない段階に至りました。 

札幌ハートセンター・札幌心臓血管クリニック様
札幌ハートセンター・札幌心臓血管クリニック様

患者への診察と治療により優れたサービスを提供し、スマート医療の革新と応用を一層促進するために、H3C はSCVC様と綿密に連携しながら、病院既存のネットワーク構造と実際の業務需要を踏まえ、UISハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)及びSDNであるAD-Campusソリューションを導入しました。その導入は、より低コスト、より高品質のネットワークを病院に提供できた上、従来のリースモデルを崩し、安全・安心かつ制御しやすいデジタルインフラに構築できました。今回の導入は、電子カルテや医療映像など病院業務の変革の土台となり、日本の病院の、DXへの進化のお手本といえるでしょう。

HCI+SDN、日本のスマート病院DXのお手本に

日本の医療業界のDXは比較的慎重ですが、将来のクラウド化の追求とイノベーションには大きな改善の余地があります。 過去、SCVC様はネットワークシステムにおいて、データ共有や安全対策が不十分など一連の課題がありました。 H3C は、それらの課題に対して、豊富な医療業界の経験をお客様のニーズに合わせて、既存ネットワークを再整理し、AD-Campusソリューションを含む病院向けの効率的なネットワークプラットフォームを提案しました。「アクセスレイヤー+コアレイヤー」というダブルレイヤーネットワークに基づいて、ロケーションフリーのネットワークカバレッジが実現され、自動オンライン展開、遠隔医療、お客さまのリクエストに応じるプライベートネットワークの自動生成など院内あらゆる場面に対応可能な機能を搭載しました。病院に、安全・安心・快適なネットワークを立ち上げ、新ビジネス革新の実行速度を向上させることを実現しました。

ネットワーク内の主要機器の冗長性を実現するため、H3Cは、機器のIRF構成をはじめ、デュアルモジュール式の電源とファンを使用し、ネットワーク運用の安定性と信頼性を効果的に改善できる上に、病院のデジタル医療資産を護るために、ファイアウォールなどのセキュリティ製品もネットワークに導入しました。

スマートネットワーク接続が、SCVC様の医療業務データの一括管理インフラ環境を提供できた上に、データ処理と分析においても、H3CのUISハイパーコンバージドの導入により、病院はより強力かつ柔軟なデジタルインフラを利用できるようになりました。効率的な初期導入、統合管理、柔軟な拡張、高速なクラウドアクセスなどの豊富な特徴が備えているH3CのUISシステムは、病院における軽量のプライベートクラウドを構築することによって、LISやPACSなどの病院のコア業務をサポートしながら、データセンターの運用管理や障害対応を簡素化させました。さらに、デジタル財といえる医療データが従来のサードパーティによる管理モデルから、病院は独自での管理を強化できるようになり、データへの高速アクセスにも効率的に実現しました。

最後に、スマートワイヤレスネットワークの配置においても、H3Cは病院がワイヤレス通信とモバイル医療が同時に満たせるフル機能を備えたWLANを構築しました。人がネットワークを自由に動くことを実現した上、将来次世代のIoTの応用と拡張、およびヒトとモノのロケーションなどのシーンでの活用も可能になりました。

実践に革新を融合し、グローバル市場の信頼できるパートナーを目指す

H3Cは、包括的で先端的なソリューション、および数年にわたって蓄積されたDXに対する経験に基づいて、社会のDXの実現により大きく貢献しようという目標を常に実践しています。全世界において蔓延しているCOVID-19が、今回SCVC様の導入企画と実施にも予期せぬ課題をもたらしてきましたが、H3Cは、病院の外部環境の変化によって新しく生まれ出たリクエストを何度も見直しながら、専門家とサポートチームを北海道の現場へ派遣して丁寧に対応しました。効率的なプロジェクト進捗管理と高品質のサービス提供により、日本で医療DXのお手本を確立しました。

現在、新しいネットワークインフラの導入にふまえ、SDNソリューションの構築に加えて、SCVC様のネットワーク通信速度が100Mbpsから1Gbps、10Gbpsに上がり、速度低下、応答中断の課題も解決されました。また、UISハイパーコンバージドシステムは、SCVC様が独自のDXプラットホームを構築するのに役立ち、病院自身業務の運営が更に強く成長しました。 AD-CampusソリューションとUISハイパーコンバージドの組み合わせにより、新生ネットワークインフラは、病院が将来のビジネスイノベーションを満たせるよう、スマート医療に迎える活力を与えました。 

H3Cはデジタル・ソリューションのリーダーとして、積み重ねてきた経験を日本の医療DXへ更なる貢献を志しています。総合的かつ革新的なソリューションと周到なワンストップサービスを武器とし、より多くの医療機関が、自身に適するDXの道を尋ねられ、より多くの人々に、スマート医療がもたらす便利さを楽しんでもらえるように精進していきます。

ソース: H3C