Angel Yeastが新しい専用の酵母・バイオテクノロジーR&Dセンターを発表

【宜昌（中国）2021年7月14日PR Newswire＝共同通信JBN】

中国の上場ハイテク酵母企業Angel Yeast Co., Ltd（https://en.angelyeast.com ）（「Angel Yeast」）は、同社の産業技術研究開発のための専用複合施設を正式にオープンした。6月に発表されたこの複合施設は、Angel Yeastがバイオテクノロジー産業の技術進歩への支援を継続している中で、同グループの科学研究プロセスにとって重要なマイルストーンを示す。

Angel Yeastの本社がある中国中部の湖北省宜昌市に位置するセンターは、総面積3万6000平方メートルで、研究開発（R&D）と関連作業に従事する人々を最大1500人収容できる。このプロジェクト計画は2019年10月に開始され、これまでに1億9600万元（3000万ドル）以上が投資された。センター稼働後は、Angel Yeastは年間6000万ドル以上が科学研究に割り当てられると予測している。その目的は、この複合施設を世界をリードする酵母技術研究プラットフォームで世界クラスのバイオテクノロジー商品R&Dセンターに転換することである。

Angel YeastのXiong Tao会長は「1年以上の計画と建設を経て当社の新しいR&D複合施設をオープンできることにわくわくしている。このプロジェクトは、酵母と酵母派生物（誘導体）、健康成分と原材料、栄養素とヘルスケア、非酵母関連バイオテクノロジーなどの主要産業におけるAngel Yeastのイノベーションシステムの進歩をさらに加速すると確信している」と述べた。

Xiong氏は、バイオテクノロジーの開発以外に、同社は健康的な生活のイノベーションも追求していると指摘した。

同氏は「当社独自のイノベーション能力を強化し、国際協力を拡大強化することにより、この業界の発展でリーダー、パイオニアとしてのAngel Yeastの地位を確立した」と付言した。

同社の新しいR&D複合施設には、酵母と酵素、産業と醸造の微生物学、タンパク質栄養素と食品フレーバー、ベーキングと中国の点心、農業バイオテクノロジー、環境保護、産業イノベーション、栄養と健康、検査のための9つの技術センターが含まれている。

Angel Yeastの複合施設の研究者は、植物ベースの肉代替品、食品フレーバー向上、消化器の健康とプロバイオティクス、発酵のためのクリーンな栄養源、免疫の健康とスポーツ栄養、抗生物質の代替品、酵母生産と持続可能な開発の探求に専念する。

創業以来、Angel Yeastは科学技術の進歩への取り組みを継続しており、酵母と酵母派生物のためのすべての国内と業界の標準の策定を主導し、またはそれに参加している。 Angel Yeastは、National Science and Technology Progress Awardを2度受賞、またNational Quality Benchmarking Awardを受賞し、第3回China Quality Award（CQA）の受賞候補になった。

同社は、その研究開発の取り組みでローカルとグローバルのリソースを統合しており、Novozymesと提携してパスタ商品の酵素適用を向上させ、Chr. Hansenと提携してさまざまな消費者グループの健康ニーズを満たすためにプロバイオティクス製剤を開発している。

Angel Yeastはこれまでに、エジプトのカイロ、ロシアのリペツク、フィリピンのマニラなど、世界中のローカル市場で商品用途の技術ガイダンスを提供するために、複数の地域サービスセンターを設立している。

▽Angel Yeastについて

1986年創業のAngel Yeast Co., Ltdは、酵母と酵母派生物の生産を専門としている。その商品群にはパン酵母と成分、中国の点心と調味料、香辛酵母エキス、人間の健康、動物の栄養、植物の栄養、蒸留酒とバイオ燃料、微生物の栄養、酵素が含まれる。Angel Yeastは現在、中国、エジプト、ロシアに11の国際的な先進生産拠点を有し、世界150以上の国・地域に商品とサービスを提供している。

ソース：Angel Yeast