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幹細胞治療企業Amniotics社は、主要候補のPulmoStem™を臨床に進めるため、ファースト・ノースIPOで取引費用控除前額6,000万クローネを調達

Amniotics AB
2021-07-12 14:00 1766

妊娠満期の羊水に含まれる幹細胞の新しい供給源が幅広いパイプラインの基盤となる

スウェーデン、ルンド, 2021年7月12日 /PRNewswire/ -- 幹細胞治療企業であるAmniotics株式会社(以下、「Amniotics」または「同社」)は、ナスダック・ファースト・ノース・グロース・マーケット(中小新興企業向け市場)で株式公開し、6,000万クローネを調達しました。この上場は、スウェーデンの投資会社やファミリーオフィスをはじめ、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの一般投資家からも広く関心が寄せられ、満額での応募が寄せられました。今回の資金調達は、羊水から採取した間葉系幹細胞(MSC)をベースにした細胞治療候補の前臨床ポートフォリオを前進させるために活用されます。  主力候補であるPulmoStem™は、ファースト・イン・クラスの肺疾患治療薬で、2022年第2四半期に臨床試験を開始する予定です。さらに、Amnioticsは、幹細胞のGMP製造サービスを研究機関や産業界に拡大していきます。

AmnioticsCEOであるKåre Engkilde氏は次のようにコメントしています。

「細胞治療は北欧の特有の強みで、世界中で記録的な資金を集めております。今回の株式公開では、既存株主と新規株主の両方から強い支持を得られたことを非常に嬉しく思い、満足しています。今回のIPOで得られた資金により、Amnioticsは主要候補であるPulmoStem™を臨床開発に移すために必要な資金を得ることができました。この製品は、患者さんの生活に真の変化をもたらす可能性があります。また、当社の前臨床ポートフォリオには、広いな適応症を対象とした成熟した候補化合物が数多く含まれています。」

Amnioticsについて

Amnioticsは、羊水からの間葉系幹細胞(MSC)に着目したバイオファーマ企業です同社は、妊娠満期を迎えた羊水から新たな幹細胞の供給源を発見したことにより生まれました。国際的に認められているルンド大学幹細胞センターおよびルンド大学病院での10年にわたる研究に基づき、同社は再生医療への応用を目的とした、ユニークな特性を持つ組織特異的な新生児品質の間葉系幹細胞(MSC)の採取および増殖のパイオニアとなっています。Amnioticsは、先端医療医薬品(ATMP)を製造するためのGMP(Good Manufacturing Practice:適正製造基準)製造施設の認可も受けています。このGMP施設は2020年から稼働しており、Amnioticsは現在、有力な医薬品候補であるPulmoStem™の臨床試験を進めており、未解決の医療ニーズ(アンメット・ニーズ)の高い疾患を対象とした細胞ベースの治療法の開発に関心のある研究者や企業との戦略的パートナーシップの構築を目指しています。Amnioticsは、ストックホルムのナスダック・ファースト・ノース・グロース・マーケットに上場しています。

www.amniotics.com 

連絡先: Kåre Engkilde氏、CEO, Amniotics社、電話: +46 (0) 723 27 85 20、メール: ke@amniotics.com およびJohny Humaloja氏、CFO, Amniotics社、電話: +46 (0) 735 06 68 56、メール: jh@amniotics.com

ソース: Amniotics AB