【大田(韓国)、カストル(フランス)2021年7月6日PR Newswire=共同通信JBN】韓国のバイオテクノロジー企業Y-Biologicsとフランスの製薬グループPierre Fabreは、Y-Biologicsが所有するファージディスプレイ(提示法)ヒト抗体「Ymax (R) – ABL」ライブラリーを介して生成されたヒト抗体ファミリーを開発、商品化するための全世界独占的権利をPierre Fabreに付与するライセンス契約を締結した。
これらの抗体は、Pierre Fabre R&D(研究開発)チームによって、腫瘍の微小環境に作用する極めて重要な免疫腫瘍学ターゲットに対する特定の特性について機能的に実証されている。Pierre Fabreは、一層の開発に向けて免疫腫瘍学の新たな治療候補を選択する方針である。
このライセンス契約は、2018年以降互いに協力している両社間の強力かつ実証済みの補完性の結果である。Y-BiologicsとPierre Fabreが追求する最終目的は、免疫浸潤を利用して腫瘍細胞の増殖を阻害することで、難治性または再発性の癌(がん)を標的とする革新的な薬剤を患者に提供することである。
両社が到達したこの新たなマイルストーンは、腫瘍学におけるPierre Fabreの高度な専門知識に関連して、Y-Biologicsによって導入された科学的方法の有効性を明らかにしている。
Y-BiologicsのYoung Woo Park最高経営責任者(CEO)は「われわれは、Pierre Fabreとの初のライセンス契約を締結できたことを大変喜んでいる。相互信頼をベースに実施されているY-BiologicsとPierre Fabreの提携は、腫瘍微小環境を標的とした革新的な免疫腫瘍治療薬の開発をさらに前進させると期待されている」と述べた。
Center of Immunology Pierre Fabre (CIPF)の免疫腫瘍学研究責任者のNathalie Corvaïa氏は「両社の提携開始以来、Y-Biologicsとの協力は極めて効率的で実り多いものであった。Y-Biologicsのライブラリーにより、われわれは、当社Center of Immunologyの研究者によって定義された有望な標的に対するヒト抗体のファミリーを特定することができた。この新しいエキサイティングなライセンス契約により、われわれは患者の利益のためにこの治療法の開発をさらにサポートできるようになる」と付言した。
Y-Biologicsに関する詳細は、http://ybiologics.com/eng/main/ を参照。
Pierre Fabreに関する詳細は、www.pierre-fabre.com /@PierreFabreを参照。
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▽問い合わせ先
Pierre Fabre:
Anne Kerveillant, Communication Manager
anne.kerveillant@pierre-fabre.com
Y-Biologics:
Dong-Ock Chang
dochang@ybiologics.com
ソース:Pierre Fabre and Y-Biologics