omniture

ZTEのXu Ziyang最高経営責任者:デジタル化を加速し、インテリジェンスを与える

ZTE Corporation
2021-06-30 14:25 1154

【深セン(中国)2021年6月30日PR Newswire=共同通信JBN】

*Mobile World Congress 2021で基調講演

モバイルインターネット向けの通信、エンタープライズ、消費者用テクノロジー・ソリューションの大手国際プロバイダーであるZTE Corporation(0763.HK / 000063.SZ)は29日、同社のXu Ziyang最高経営責任者(CEO)が、Mobile World Congress 2021の開幕式で「Fuel the Digitalization, Endow with Intelligence(デジタル化を推進し、インテリジェンスを与える)」を演題とする基調講演を行ったと発表した。


Xu Ziyang氏によると、5Gネットワークの大規模商用展開とともに、5Gアプリケーションは反復的発展期に入った。エコロジー構築、ビジネスモデルなどの課題に対処する必要はあるものの、イノベーションの方向性は徐々に明確になっている。業界およびエコシステムパートナーとの2年を超える実践に裏打ちされ、ZTEは3つの主要なアプリケーション・イノベーションの方向性とデジタルエンパワーメントの基盤を打ち出した。

前述の5Gアプリケーションの3つのイノベーション方向性がカバーするのは、具体的には、5Gが感覚の境界線を押し広げ無限の可能性を生み出すことによる個人のエンパワーメント、5Gがデジタル格差を埋めることによる対象グループのエンパワーメント、5Gが産業革命を推進することによる産業のエンパワーメントである。

一方、デジタルエンパワーメント基盤は「ユビキタスブロードバンド」、「パーベイシブ・コンピューティング」、「多次元コンバージェンス」、「グリーン省エネ」において飛躍的前進を遂げ、リアルタイムの堅固なインタラクション、アジャイルで革新的なアプリケーション、資源効率最大化、持続可能な開発を実現している。

同社は、共に利益のある未来を享受するため、業界とエコシステムの全パートナーに対しこれらの潜在能力を積極的に開放する。

Xu Ziyang氏の講演全文は以下の通り:

来賓各位、みなさん、おはようございます、こんにちは、そして、こんばんは。

MWC Barcelona 2021にバーチャルで参加できることは大変栄誉なことであり、これまでのあり方とはまったく異なるものだ。私がこれから皆さんと共有するのは「デジタル化を推進し、インテリジェンスを与える」で、エコシステムの当社パートナーと協力し、デジタル基盤を継続的に強化することにより、人間社会のデジタルでインテリジェントな変革への道を見いだすという希望を堅持するものだ。

周知のように、5Gの最初の運用開始から2年が過ぎた。これまでに世界で110万カ所を超える5G基地局が運用されている。5Gはユーザー体験を向上するだけでなく、垂直産業におけるデジタルでインテリジェントな変革を促進する。ご覧いただいているのはZTEの南京5Gインテリジェント生産基地である。毎分5つの5G基地局がここで製造され、世界に向けて出荷されている。これは当社の「5Gが支援するインテリジェント製造」実践の優れた1例でもある。ここでは、5Gネットワークの完全なカバレッジとMECの実装により、当社はクラウドベースAGV、8Kマシンビジョン、クラウドベースPLC、スマートストレージ、産業用ウエアラブル、デジタルツイン、現場検査などインテリジェント製造の実現に不可欠な10の典型的な5Gアプリケーションを配備した。心強い数字を挙げると、労働人員は40%減少、不良発生率は20%低下、生産周期は30%短縮された一方、生産効率は40%上昇した。

さらに、われわれは世界の90を超すオペレーターと500以上のパートナーと手を組み、革新的な5Gアプリケーションを広範にわたり検討し続け、15を超す産業部門で多数の活用事例が優れた成果と共に展開された。5Gや他の多くの新情報技術によりもたらされた変化が、タイの工場、ベルギーの港、オーストリアの農場、中国の製造、輸送、電力供給網および環境保護において起こっているのを目にすることは喜ばしい。

5Gアプリケーションはまだ初期段階にあるものの、われわれは現在、幾つかの方向性を明確に特定することができる。最初に私の脳裏に浮かんだのは、感覚の境界線を押し広げ、個人のために無限の可能性を生み出すことである。ご存知の通り、新たなネットワークとクラウドサービスの導入によって、デジタル世界と現実世界の境界線は徐々にあいまいになりつつある。スマートホームはわれわれの生活をより便利にする。AR/VRヘッドセットを装着することで、旅行、ゲーム、スポーツイベント、コンサートなどの没入型体験を自宅に居ながら快適に楽しむことができる。ドローンの操作により、われわれの視界を拡張することができる。自動運転、マシンビジョン、無人掘削、救助ロボットのようなアプリケーションにより、われわれの財産と生命はますます保護されている。

第2に、世界の持続可能な開発目標のために、デジタル格差を埋めることである。例えば、5Gによる遠隔医療により、医師や専門家は患者の診察を遠隔で行うことができ、質の高い医療資源が即座に手の届くものになる。記者は、ホログラフィー技術の利用により、顧客との対面通信が可能になる。遠隔教育は、さまざまな発展段階にある地域に平等な教育機会を提供する。5G FWAは、限られたインフラストラクチャーしか持たない地域へのブロードバンドサービスの迅速な提供を実現する。人々は職場と同様の効率で、自由に在宅で仕事ができる。5G 空対地テクノロジーにより、乗客は地上にいる時と同様に円滑な機内サービスを受けられる。こうしたことで明らかな通り、5Gは人々の距離を縮め、心を近付け、より調和のとれた社会につながる。

さらに、現代の産業革命に即して、当社は社会の発展を加速するために情報技術を開発する。例えば、スマート工場は従来型の製造からの飛躍の象徴であり、コストを削減しながら効率と品質を向上させる。インテリジェント交通インフラストラクチャーは、低炭素排出でより効率的な輸送を実現する。5Gは、低レイテンシーかつ低コストの広範なコネクティビティーを実装することで、信頼でき、安全で経済的、効率的かつ環境に優しいスマートグリッドの構築に役立ち、これは最終的に炭素排出を削減することになる。5Gにより、農業でのインテリジェント管理が現実のものになる。5Gはまた、水と空気の質を改善することで生活環境を向上させ、それにより持続可能な開発を促進する。

現在われわれが持つ革新的なアプリケーションは、規模の経済とビジネスモデルに注力することより、さらに開発することが確実に必要である。しかし、1つの共通要件が特定されることが必要かつ不可避であり、それはデジタルエンパワーメントのプラットフォームである。

みなさんの多くがすでに認識しているように、「データ駆動」は間違いなく垂直産業の数十万のデジタル変革のカギである。その結果、コンピューティング中心はデータ中心へと進化した。この理解に基づき、重要な役割を果たす「デジタル基盤」は「ユビキタスブロードバンド」、「パーベイシブ・コンピューティング」、「多次元コンバージェンス」に関して継続的に向上される必要がある。その上、新市場が拡大され、事業の持続可能性が確保される。

われわれは、強化されたネットワーク機能は帯域幅、アジリティー、スケジューリングという3つの側面に向かうと考えている。

帯域幅を広げることに関し、ここで言及する価値があるのは有線ブロードバンド用の5Gアップリンクの強化とギガビット光アクセスだ。

ネットワークアジリティーの面では、SRv6はIPネットワークをより柔軟でプログラム可能にする。FlexEベースのVPN機能とハードスライシングは低レイテンシー、低ジッター、極めて高い信頼性、安全な隔離へのニーズを満たす。進化の次のステージにメッシュを採用した光ネットワークは容量が拡大し、レイテンシーが低くなり、冗長性が増す。クラウドネイティブ・コアは、より柔軟でアジャイルかつエラスティックな方法での展開と運用をサポートする。

われわれはリソーススケジューリング、制御/転送の分離、自動化されたエンドツーエンドのスライシングオーケストレーション、数分以内での自動プロビジョニング、そして柔軟なスライシング処理を行い、運用効率を向上させることができる。

AIoTの時代では、データは量と種類の両方が急増している。その一方で、例えばディープラーニングアルゴリズムのように、AIの導入に伴ってデータ処理はますます複雑になっている。一元化されたコンピューティング機能は、セキュリティーと効率性の面でもはや優れたものとは言えない。対照的に、クラウド-エッジ-ターミナルの相乗効果は、この悩みの種に対する万能薬として考えられている。クラウド、エッジ、ターミナルにおける容量の違いが認識され、ソフトウエア、ハードウエア、チップセットの高度な最適化により、負荷に敏感なハイパーコンバージェンスが拡張性、アジリティー、高速イテレーションを保証するインフラストラクチャーの鍵になる。

実際、これは私に幾つかのビッグワードをもたらす。それはクラウド・ネットワークコンバージェンス、ソフトウエア・ハードウエアコンバージェンス、AIコンバージェンス、そしてイントリンシックセキュリティーである。

第1に、多様性に適合するため、われわれにはオンデマンドのクラウドとクラウドネットワークの相乗効果がどうしても必要だ。われわれが昨年実行した「Precise Cloud and Network Solution(高精度なクラウドとネットワークソリューション)」は、垂直企業にサービスを提供してデジタルトランスフォーメーションを加速する上で優れた例となる力を実に良く示した。

それに加え、ソフトウエア・ハードウエアコンバージェンスはビジネスの性質とコスト効率を追求するわれわれのスキルセットを豊かにする。ソフトウエアはクラウドネイティブ、マイクロサービス、コンポーネントへと向かい、それに並行してハードウエアは究極の性能を求めている。われわれは、特定のシナリオに特化した共同的かつ世界的な最適化を実行することで、この硬い境界線を打ち破ることができる。例えば、われわれはより万能なアクセラレーターの選択肢を持ったり、チップレットのさらなるイノベーションを見ることになるだろう。

AIについて言えば、それはデータの価値を最大限に利用することである。ビッグデータやトレーニングモデルをベースにしたAIコンバージェンスはドメイン横断的なシステムとノードの協調をサポートし、データセンターから無線インターフェースまでのオーケストレーションを促進し、より効率的な運用と保守が可能になる。

最後になるが、イントリンシックセキュリティーは自己感知し、自己適応し、自己進化するネットワークの免疫システムとして機能する。イントリンシックセキュリティーはネットワーク建設の際に構築されて多くのセキュリティー機能を提供し、ネットワークの運用中に自動的に進化できるので、セキュリティー、サービス、データを常に保証する。

GSMAによると、モバイル通信産業は現在、世界の炭素排出量の約0.4%に責任がある。炭素排出量の削減はこの業界の共通した目標である。電力消費が低いグリーンネットワークを構築するため、ZTEはネットワークのライフサイクル全体で適切な措置をとるよう提唱している。

特に、5G産業用インターネット、MEC、AIを使用して電力消費を低減することで、より効率的でインテリジェントな生産と製造が実現できる。基地局のイノベーションに関しては、われわれはチップセット、電力増幅器、システムインテグレーションの設計を改善し、電力効率を高めることができる。クリーンエネルギー、ベースステーション向けの高効率バックアップ電源、そしてプリセットモジュール設計や液体冷却技術といったデータセンター向け熱放散技術をネットワークの構築中に利用することで炭素排出量を削減できる。ネットワーク運用ではPowerPilotのようなソリューションがインテリジェントなアルゴリズムをベースにしたトラフィックスケジューリングに使用できるので、良好なユーザー体験を確保しながら電力消費を低減することができる。

ネットワークのライフサイクル全体でこうした方法を講じることで、われわれはグリーンネットワークを一層効果的に構築することについてオペレーターを支援できる。

5Gが商用利用に供されてから2年以上になるが、それは依然として早期の段階にある。商業的な成功を勝ち取るため、われわれは協力してエコシステム開発とビジネスモデルを革新すべきである。ZTEは産業とエコシステムの開発に全力で取り組み、中核技術、E2E DICT製品とソリューション、クラウドコンポーネント、5Gイノベーションで豊富な経験を積んでいる。当社はこうした基本的な能力を、全ての産業とエコシステムのパートナーに積極的に開示する。私は、このトレンドがわれわれを導く場所を見ることに興奮している。共に利益のある未来を享受するために協力しよう。

ありがとうございました。

▽メディア問い合わせ先

Margaret Ma 
ZTE Corporation 
Tel: +86 755 26775189 
Email: ma.gaili@zte.com.cn  

ソース: ZTE Corporation
Related Links: