【深セン（中国）2021年6月15日PR Newswire＝共同通信JBN】モバイルインターネット向けの通信、エンタープライズ、消費者用テクノロジー・ソリューションの大手国際プロバイダーであるZTE Corporation（0763.HK / 000063.SZ）とChina Unicomは、中国・大連で、業界初のIntelligent Radio Network Orchestration Solutionの商業試験を、ユーザーとネットワーク双方のオーケストレーションで実施した。
ZTEは2021年初めに、同社のビジョンと5Gネットワーク開発の取り組みに基づき、業界初のIntelligent Radio Network Orchestration Solutionをリリースした。基地局のネイティブインテリジェンスを利用したこのソリューションは、ユーザーオーケストレーションとネットワークオーケストレーションによってユーザー体験を向上させ、B2BサービスとB2Cサービスの両方のより多様な要件に対応する。
試験結果は、ユーザーオーケストレーションが5Gユーザー体験と5Gキャンプ率の両方の改善を実現できることを示した。アップリンクNRの低スループットユーザー比率は50％減少する一方、ハンドオーバー遅延は50％減少し、5Gキャンプ比率は大幅に増加する。
さらに、4G/5G動的スペクトル共有がオンの場合、ネットワークオーケストレーションはトラフィック要件に応じてスペクトル構成を自動的に調整できる。平均5Gユーザースループットは、スペクトル構成に適応して20％～130％増加するが、4Gユーザー数とトラフィックは影響を受けていない。これにより、4G/5G動的スペクトル共有シナリオでのNRユーザー体験の向上とO&Mの簡素化に新しい可能性をもたらす。
これまで、ZTEとChina Unicomはさまざまなイノベーションの試験的な分野で大きな前進を遂げてきた。たとえばZTEは、5G RAN共有シナリオのブロックチェーン技術に基づく信頼できる共有ソリューションで、ICT China 2020 Annual Excellence Solution Awardを受賞した。また、5G低高度プライベートネットワークの5G Network and Terminal Coordinationでベストプラクティス賞（Best Practice Award）を受賞した。
ZTEとChina Unicomは今後も、研究、開発、商業アプリケーションを促進するために、規格、製品、サービスのインテリジェントな無線ネットワークオーケストレーションで相互に協力を強め、ユーザー体験とネットワーク効率を向上させた5Gネットワークの構築を目指していく。
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