サン・ジュニ・プイイ、フランス, 2021年6月15日 /PRNewswire/ -- アルゴランド・ブロックチェーンを活用して環境モニタリングの分散化とインセンティブ提供とを実現しているフランス企業PlanetWatchは、米国に本社を置き、新たなIoTワイヤレスインターネットを構築中の企業であるEMRITと戦略的パートナシップを締結したことを発表します。
EMRITは、PlanetWatchの基準に準拠した数千台におよぶ大気質センサーの展開へ資金提供を行うことになっており、これにより、ヨーロッパ、米国、アジアに広がるPlanetWatchネットワークのさらなる展開を後押しします。
「EMRITは、PlanetWatchとパートナシップを結び、当社のIoTブロックチェーンの提供範囲を拡大するとともに、コミュニティに対しすばらしい収益機会をつくり出せることを光栄に感じています。ご自身の環境で大気質をモニタリングできるだけでなく、それによって報酬を得ることができるのです。これは、PlanetWatchセンサーの所有者の方にとって、まさにウィンウィンといえます」。- ジテン・ヴァル、EMRIT CEO
PlanetWatchのCEOであるクラウディオ・パリネロは、「当社とEMRITは、ともに非常に革新的で、先見的な企業です。両社によるパートナシップは、両社間に、先進技術を活用し、ローカルコミュニティの参加を促進するための力となるすばらしい相乗効果をもたらしてくれることでしょう。私たちは、スマートシティ・アズ・ア・サービスのさまざまなソリューションを実現するとともに、市民が自らの都市をスマート化し、自身の取り組みからすぐに利益を得ることが可能な循環経済を展開しています。だれでもPlanetWatchの一員となり、私たちの地球を守る活動に力を貸すことができるのです」と述べています。
PlanetWatchは、アルゴランド・ブロックチェーン、IoTセンサー、AIデータ分析を活用すること、市民に対し大気質センサー運用とデータストリームによるトークン報酬獲得にインセンティブを提供することを通じ、大気質監視に革新をもたらしています。これにより、PlanetWatchは、緊密でリアルタイムなセンサーネットワークの展開と、ハイパーローカル、ストリート・レベルかつビジネスグレードの環境データの迅速でコスト効率的な提供を実現しています。
大気汚染は年間700万人以上の死亡の原因となっている(出展:WHO)ことから、PlanetWatchは、目下この問題に特に注目しています。また、最近の研究では、大気汚染への長期暴露と、新型コロナウイルス(COVID-19)感染による死亡率の上昇、および大気質が感染リスクの代理指標となる室内空間におけるエアロゾル感染の重大なリスクとの関連が指摘されています。
PlanetWatchは、アルゴランドや、アルゴランド財団、ウェブの生みの親でもある世界的な物理学研究所CERNをはじめとする注目度の高いパートナーによって強力に支えられています。
PlanetWatchとアルゴランドとのパートナシップは必然的なものとして実現しました。アルゴランドは、高度にスケーラブルで、分散化したセキュアなブロックチェーンを提供しています。また、同ブロックチェーンは、エネルギー消費の面で現在「最もグリーン」なブロックチェーンの一つです。CERNとの関係においては、PlanetWatchは、ブロックチェーンのエコシステムでは唯一の公式な「CERNスピンオフ」企業です。
PlanetWatchのネットワークは非常に急速に拡大しています。主にヨーロッパと米国で展開されている接続センサー数は1,000台に迫りつつあります。また、ユーティリティトークンであるPLANETSは、先ごろBitfinexへの上場を果たしています。
Claudio Parrinello CEO claudio.parrinello@planetwatch.io
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