【崑山（中国）2021年6月4日PR Newswire＝共同通信JBN】中国のデューク昆山大学（Duke Kunshan University、DKU）に今秋、最も大規模で最も多様な国際クラスが誕生する。海外学生から記録的な出願があり、DKU独自のリベラルアーツ課程体験に対する関心の高まりが際立っている。
48カ国の学生約180人がDKU の4年制クラスに参加する予定だが、そのうち49%は米国からで、ほかはブラジル、カナダ、イタリア、カザフスタン、モロッコ、オランダ、ポーランド、韓国、トルコなどである。
国際入学管理部長のJessica Sandberg氏は「われわれは、とりわけ変化を促進し規範を再定義する彼らの情熱に関し、これらの学生をDKUに迎えることをとてもうれしく思っている。クラス2025は発明家、起業家、達成者、利他主義者、変革者である」と語った。
米国のデューク大学と中国の武漢大学が提携したDKUには2021年、海外の1800人から出願があった（https://dukekunshan.edu.cn/en/news/record-number-international-students-apply-dk ）。その数は昨年の2倍で、早期出願者の大幅増を含んでいる。
Sandberg氏は関心の高まりについて「Covid-19によってロックダウンとその他の制限がもたらされたあと、学生は活力に満ちてグローバルなDKUコミュニティー、および、思いやりがあって協力的、包括的なポストパンデミック世界を構築する大学のミッションに次第に引き付けられた。DKUは高等教育の新たなモデルを象徴している」と話した。
DKUは海外の学生がこの秋、中国・崑山のキャンパスまで来ることができるのを望んでいるが、オンライン授業と遠隔学習プログラムを活用する緊急対応策を策定した。
DKUはCovid-19対応でリモート授業に移行した世界の先導的大学の1つで、2020年2月にその戦略を開始した。DKUは学生を教授やクラスメートにつなげておくために必要な限り、海外学生にオンラインクラスを提供し続ける。
もう1つの方法として、中国に渡航できないDKUの学生は、米ノースカロライナ州にあるデューク大学の受講申請も可能である。このオプションは前学期に導入されたが、DKUは対面授業や各種キャンパス活動への参加を希望する中国のDKU生も歓迎する。
対面の学習体験を希望するものの、昆山やノースカロライナ州に行けない新入生には、DKU Global OpportunitiesとDKU GO Flexible Learning Experienceの2つのプログラムがあり、世界中で遠隔学習プログラムへの参加が認められる。
Sandberg氏は「われわれは、学生全員がどこで勉強を始めるかにかかわらず、実り多く有意義な第1学年を体験できるようあらゆる準備を整えている」と述べた。
