【レッドウッドシティー(米カリフォルニア州)2021年5月27日PR Newswire=共同通信JBN】
*資金調達で、GenapSysの電子ベースの次世代シーケンシングプラットフォームの継続的高度化が可能に
高精度で拡張性の高い電子シーケンスプラットフォーム開発企業GenapSys, Inc.(GenapSys)は27日、シリーズDのエクイティファイナンスで7000万ドルを調達したと発表した。本ラウンドの投資家には、Farallon Capital Management, L.L.C.、PBM Capitalの関連会社Soleus Capitalのほか、新たな投資家も含まれていた。今回調達した資金は、GenapSysの半導体ベースの次世代シーケンシング(NGS)プラットフォームの高度化を継続するために使われる。
GenapSysの最高経営責任者(CEO)、Jason Myers博士は「学術研究と臨床研究の両方を支える低価格で拡張性の高いゲノムシーケンス・エコシステムの提供という当社の大きな戦略的ビジョンを共有する、ワールドクラスの投資家グループと提携できるのはうれしい。取締役会の戦略的知見を活用し、特に腫瘍学分野で新製品の開発を加速できると期待している」と語った。
GenapSysの創業者兼会長であるHesaam Esfandyarpour博士は「今回の資金調達は、GenapSysの技術力の強さと勢いを証明するものだ。世界はゲノムシーケンスの計り知れない可能性を解き放ち始めたばかりで、今回の資金調達はGenapSysの次の成長段階の原動力になるだろう。このようなワールドクラスの投資家を迎え、GenapSysの取締役を増員できるのは光栄だ」と付け加えた。
Bob Zollars氏とFarallon Capitalの代表者1人が、GenapSysの取締役に追加選任された。
Bob Zollars氏は「GenapSysが開発している低価格で拡張性の高いゲノムシーケンス・エコシステムは、人間のありようを変える可能性を秘めている。同社のシーケンス技術により、従来はシーケンスオプションにアクセスできなかった研究者や臨床医が、疾患をよく理解した上で治療できるようになる。同社の筆頭独立社外取締役に就任できて非常にうれしい」と付言した。
Bob Zollars氏は、ヘルスケア技術・サービス分野で指導者として35年以上の経験があり、成長と価値創造をもたらしてきた実績の持ち主である。Zollars氏は、Frazier Healthcare Partnersでグロースエクイティ事業の上級顧問を務めている。それ以前のZollars氏は、Cardinal Healthのグループプレジデントとして5つの子会社を担当、さらにBaxter Healthcareの4つの異なる事業部門も率いていた。同氏は、Vocera Communications, Inc.の会長兼CEO、それ以前はNeoformaの会長兼CEOを務めており、いずれもトップとしてIPOを成功させた。現在は、Change Healthcare、Five 9、Kate Farms、Parata Systemsの役員を務めている。Zollars氏は、 ジョン・F・ケネディ大学でファイナンスのMBAを取得、アリゾナ州立大学ではマーケティングの学士号を取得し、優等で卒業した。現在は、同大学の評議員会会長を務めている。
▽GenapSys, Inc.について
GenapSysは、学術研究用と臨床研究用の両方を支える低価格で拡張性、正確性の高いゲノムシーケンス・エコシステムを提供することで、ゲノム情報へのユニバーサルアクセスの向上に注力している企業である。同社のシステムは、センサーの数を変えることができる独自の電気マイクロ流体シーケンスチップを採用、幅広いアプリケーションを可能にする。GenapSysは、カリフォルニア州レッドウッドシティーに本社がある。
GenapSys製品は、研究目的でのみ提供されており、診断法としては使用できない。
▽メディア問い合わせ先
Surekha Karudapuram
VP, Product Management and Marketing
surekha.karudapuram@genapsys.com
▽投資家問い合わせ先
David Deuchler
CFA Managing Director |Gilmartin Group
david@gilmartinir.com
Logo - https://mma.prnasia.com/media2/1519611/GenapSys_company_Logo.jpg?p=medium600
ソース:GenapSys