【ジャカルタ(インドネシア)2021年5月25日PR Newswire=共同通信JBN】インドネシアのインターネット・オブ・シングス(IoT)のスタートアップであるLacak.io(https://lacak.io/ )は、マルチセクターのビジネスの異常に対処するための同社のサービスを進展させるとともに、効果の上がらない手動の監視・データ収集を縮小している。
Lacak.ioのFariz Iskandar創立者兼最高経営者(CEO)は「インダストリー4.0の技術として、当社のフリートおよびフィールドのサービス管理IoTソリューションは、日常作業の生産性と効率性を高めるのに役立つ。従って、当社の顧客は自分たちのビジネスの成長に集中することができる」と語った。
Lacak.ioのソリューションは現在、IoTトラッキング・ソリューションとカスタマイズ可能なダッシュボードによって強化されており、このダッシュボードは、特定の配送が予想よりも遅れているとか、地方自治体が通常よりも多くの道路のくぼみの苦情を受けているといった異常を顧客に素早く警報する
Lacak.ioのIoTサービスは、ドライバーステータスモニター、軸重センサー、GPSトラッカー、燃料タッピングセンサー、ADAS(先進運転支援システム)などの同社のセンサーに支えられた数多くの豊かなデータソースを活用している。
「インサイト構築の鍵は、信頼できる基本データを持つことである。企業や人間は1年にわたるロックダウンから抜け出した後は、より頻繁に道路に出るため、今年は、それが歴史的データと異なるかもしれない。これは、交通データ、配送注文、さらにはフリートと資産の損耗にも影響を及ぼす」
「3000台以上のコネクテッドビークルからの膨大なデータセットにより、当社はセクター特有の作業パラメーターを設定することが可能であり、従って、企業は、異常が検知されたときはいつでも素早く自動警報に反応することができる」と、Fariz氏は語った。
Lacak.ioのダッシュボードと警報システムは、ウェブベース、電子メール、Telegramメッセージング、あるいは企業の社内発券システムであっても、さまざまな出力フォーマットで視覚化することができる。
インドネシアの国民経済(https://www.bi.go.id/en/publikasi/ruang-media/news-release/Pages/sp_229020.aspx )は、今年は回復するとみられており、Lacak.ioはトラック輸送・レンタル業団体との協力を通じて成長計画を策定中で、2021年末までに2万台に上るコネクテッドフリートを期待している。
「当社は集中型クラウドプラットフォームを通じ、SME(中小企業)のトラック輸送業者が作業速度、トラックスペース、採算性を最大化するのを支援するため、輸送管理システムのスタートアップであるTransporta.idと協力している」と、Fariz氏は語った。
Lacak.ioは100以上のエンタープライズおよびSMEの物流会社にサービスを提供し、その結果として3000以上の車両が集中型のLacak.ioクラウドに接続されている。
2022年には、Lacak.ioはマレーシア、ベトナム、タイなど他の東南アジア市場への展開の資金を得るため、資金調達活動を開始する。
▽Lacak.ioについて
2016年に創立されたLacak.ioはインドネシアに拠点を置く科学技術のスタートアップである。同社は、リアルタイムのトラッキング、IoTソリューション、現場作業者管理に焦点を合わせたエンタープライズ対応のIoTプラットフォームによって、さまざまなビジネス分野を支援している。
ソース:Lacak.io
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