Lifebitの精密医薬品ソフトウェアが、香港初の大規模ゲノム配列決定イニシアチブである「Hong Kong Genome Project(香港ゲノム・プロジェクト)」を実行するHong Kong Genome Institute(香港ゲノム機関)を支援することにより、香港のゲノム医薬品開発を強化します。このプロジェクトによって、医療専門家や研究者は、最大50,000までの全ゲノムを活用し、迅速な診断とより精密で個々の患者に合わせた治療薬を実現し、疾病監視を実行できるようになります。
ロンドン, 2021年5月25日 /PRNewswire/ -- 精密医薬品テクノロジーのリーダーであるLifebit Biotech Ltdは本日、Hong Kong Genome Institute (HKGI) から4年契約を与えられ、香港における最初の大規模ゲノム配列決定イニシアチブの実施を支援することを発表しました。
Lifebitは、主要な精密医薬品イニシアチブに連合ソリューションを提供します。2020年LifebitとGenomics EnglandはTrusted Research Environment(信頼できる研究環境)を立ち上げ、世界的な一流の医薬品会社、研究者、および臨床家に、ガンと奇病の臨床ゲノム・データへのセキュアで本格的な分析用のアクセスを提供しています。
Hong Kong SAR Governmentによって設立された HKGI は、地域個体群のゲノム・データベースを確立するための触媒としての役割を果たし、香港のインフラストラクチャと人材銀行をテストするという観点からプロジェクトの実行を前進させる責務を負っています。このように、ゲノム医薬品と科学研究の臨床適用が大いに促進され、患者と家族に恩恵をもたらします。HKGIとこのプロジェクトを支援するために、Lifebitは、拡張性の高いクラウドとHPCインフラストラクチャを配備し、生の配列決定データを3時間足らずで臨床診断と研究上の洞察に変換します。
Lifebit営業担当副社長のトーベン・シガー(Thorben Seeger)は語っています。
「精密医薬品には分析用に膨大な量のデータが必要です。連合分析は、このHKGIのプロジェクトを強化する上で重要な役割を果たすと信じます。この連合アプローチは、世界中の多様な集団ゲノム・データへの研究者のアクセスをとてつもなく増大しますが、データは各イニシアチブの独自環境の下で常にセキュアに維持されるので、扱いに注意を要する患者データを危険に曝しません。」
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Lifebitについて
病気を治すために、研究者は、できるだけ多くの生物医学的なデータにアクセスし、利用する必要がありますが、アクセスできず、利用できないことがよくあります。Lifebitの特許取得済みの連合テクノロジーなら、データが生成する洞察へのアクセスをセキュアにロック解除し、より多くの精密医薬品を一層迅速に提供します。国の精密医薬品プログラム用に信頼できる研究環境を提供することから、製薬会社が新薬ターゲットを発見できるようにすることまで、Lifebitは、公立、民間のセクターを問わず、顧客が扱いに注意を要する生物医学的なデータの使い方を転換できるようにします。
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