【北京2021年5月18日PR Newswire】
5月17日、中国国内の3D空間再構築分野の先導者である貝殻・如視が、日本の大手商社の丸紅株式会社と正式に提携することになった。VR技術を日本の不動産業界に導入し、双方がタッグを組み、日本の不動産取引市場のデジタル化を加速させる。
日本は科学技術をリードする国という印象が強いが、日本の科学技術成果は製造業に集中したもので、生活に関わるデジタルサービス業界においては、まだまだ大きな成長できる余白がある。不動産取引を例に説明すると、日本では物件探しや物件の内見というのは、実際に足を運んで見ることが多く、オンラインVRで部屋を見たり、オンラインガイド、音声ガイドなどの機能で消費者に物件を紹介する不動産会社は少ないとの現状。突然のコロナ禍に見舞われ、自分で足を運んで内見するという従来の方法に依存している日本の不動産市場は、大きな打撃を受け、取引が大幅に減少してしまっている。このような原因により、貝殻・如視の世界をリードする3D空間再構築技術が、日本を含み、全世界の不動産企業の注目を浴びている。
丸紅株式会社は、日本四大商社の一つであり160年以上の歴史を誇る優良企業だ。また業務範囲は不動産開発、金融、保険、健康医療、食品、エネルギー、物流など多くの事業分野に及んび、本社に属する「情報・不動産事業部」は日本で多数の不動産顧客ルートを持っている。今回の提携合意により、丸紅は如視と連携し、VR技術を日本の住居サービス市場に大々的に導入し、日本の不動産取引のデジタル化を加速させる。これは日本の不動産取引市場の新たな成長余白を活性化させることを意味している。
丸紅会社の馬躰氏は次のように述べている。「現在、経済のデジタル化が主流となり、デジタル化への転換することが企業にとって大変重要であることを痛感しています。貝殻・如視と企業のデジタル化への転換協力に合意できたことを大変嬉しく思っております。今後、VR技術を如何に不動産取引や他の分野に活用できるかを共に検討し、技術でさまざまな業界の企業をサポートし、良好な成長を実現していきたいです」 。
貝殻・如視のVR技術を活用し、今後丸紅会社は、パノラマカメラだけで、スピーディーに3D空間再構築を実現できるようになる。2D画像のパノラマ写真をワンクリックで再現度の高いVR空間に転換可能となり、その絶対誤差もわずか4.23%と世界最先端レベルを実現している。この軽量化、低コストの採集モードは、「VRには、大型ハードウェア設備が必要、時間が長い、ハードルが高い」と思っていた日本市場の認識を一挙に打ち破った。日本不動産業界の3D空間のデジタル化は、今後迅速に進んでいくことになるだろう。
貝殻・如視の技術サポートと丸紅の独自のルートにより、2021年以内に2~3万物件の3D空間再構築を実現し、約10%の日本中古物件をカバーする見込みだ。今後、如視が中国国内で展開しているVR内見、VR物件紹介などの革新的な製品も続々と日本でリリースされ、日本の消費者に新たな物件探し体験を提供していく方針だ。
データによると、2020年末までに、貝殻・如視は合計900万物件以上のVR物件モデルを採集し、世界最大のVR物件データベースを構築した。2020年、VRで内見して実際に部屋を見に行った回数は6600万回を超え、合計VR閲覧回数は12.9億回以上にのぼった。VR物件の日間平均閲覧時間は非VR物件の270%以上アップした。