サンダニエレデルフリウリ(イタリア), 2021年5月13日 /PRNewswire/ -- リマ・コーポレート(LimaCorporate)はPhysicaシステムのTrabecular Titanium(TM)(TT)Tibial Plate(脛骨プレート)を使った初の手術で、共同事業とイノベーションの新時代を先導する。
Ivan De Martino医師は4月29日、ローマのAgostino Gemelli IRCCS University Hospital Foundationで初の手術を実施した。De Martino医師はHospital for Special Surgery(HSS)フェローシップ研修を受けた整形外科医で、Giulio Maccauro教授が率いる整形外科で複雑な関節置換・修正を専門としている。現在の職位の前は、De Martino医師はHSSで7年働き、このインプラントの医師設計者の1人である。
処置が終わると、De Martino医師は「手術は順調で、結果に非常に満足している。脛骨コンポーネントの用意は迅速かつ簡単で、装着中の感じも良かった。インプラントのはまり具合は良く、しっかり固定された。患者は若い男性で、このインプラントが活動的生活への復帰を支えると確信している」と語った。
PhysicaシステムのTT Tibial Plateはリマ・コーポレートがTimothy Wright医学博士率いるHSSのバイオメカニクス部とJoseph Lipman機器開発部長と共同で設計した。HSSはニューヨーク市を本拠とし、筋骨格系の健康を専門とする最大の大学病院。ニューズウィーク誌は世界で第1位の整形外科病院としている。
Wright博士は「HSSの技術者と医師はリマ・コーポレートの同僚らとの緊密な協力でこの素晴らしい開発の一翼を担ったことを喜んでいる」と述べた。
HSSの設計専門技術と14年を超える3Dプリントのイノベーション、Trabecular Titanium(TM)(TT)の臨床歴を利用したPhysicaシステムのTT Tibial Plateは最先端のインプラントで、これによりリマ・コーポレートは増大するセメントレス全人工膝市場に参入することができる。
PhysicaシステムのTT Tibial Plateは、標準的なセメント利用設計を比べて長期の生物学的固定によってより骨が温存されるインプラントとして設計されている。これはより若い活動的な患者に付加的な利益をもたらす。
HSSの名誉外科医長でTT Tibial Plateの医師設計者の1人でもあるThomas Sculco医師は「Trabecular Titanium(TM)の利用はセメントレス全人工膝設計の大きな前進で、インプラントへのオッセオインテグレーションと患者の治療成績を向上させる」と述べた。
リマ・コーポレートのLuigi Ferrari最高経営責任者(CEO)は「TT Tibial PlateはPhysicaシステムへの重要な追加であり、これでリマ・コーポレートは全人工膝市場の新たな部分に取り組める。この最新商品は当社にとって新たな重要な里程標である。患者に運動の感動を取り戻させる医師の手助けになるこの有望な効果を非常に喜んでいる」と語った。
▽リマ・コーポレートについて
リマ・コーポレート(LimaCorporate)は、患者中心のケアを前進させるデジタルイノベーションとカスタム化されたハードウエアに注力しているグローバルな整形外科企業である。同社の先駆的な技術ソリューションは、外科医に力を与え、関節置換手術の患者の治療成績を向上させるために開発されている。同社の最大の関心事は、外科医に再建ソリューションとオーダーメイドの整形外科ソリューションを提供し、患者に動く喜びを取り戻させ、生活の質を向上させられるようにすることである。
イタリアに本社を置く同社は、世界20カ国以上で直営事業を展開している。リマ・コーポレートの取り扱い製品には、大関節の再置換、初発のインプラントから、固定法を含むあらゆる四肢ソリューションなどがある。
同社の詳細はwww.limacorporate.com を参照。
Limacorporate spa
Via Nazionale, 52
33038 Villanova di San Daniele
Udine – Italy
+39 0432 945511
Logo - https://mma.prnasia.com/media2/997351/LimaCorporate_Logo.jpg?p=medium600