【モントリオール2021年5月12日PR Newswire=共同通信JBN】Tacora Resources Inc.(「Tacora」または「同社」)は12日、2026年満期で利率8.250%、総額1億7500万ドルの担保付き優先社債(「社債」)の発行を順調に終了したと発表した。この社債は2021年11月15日から毎年2回、5月15日と11月15日に金利を支払い、早期償還と買い戻しがなければ、2026年5月15日に満期となる。
社債発行で得た資金は、関連経費と費用を支払った後、同社の担保付き優先債務の借り換えに充て、残りは運転資金と一般事業目的に利用する。
Joe Broking執行副社長兼最高財務責任者(CFO)は「当社のリファイナンス戦略は借り入れコストを減らし、十分な資金を確保して、事業のための財務柔軟性をもたらしてきた。新たな仕組みはTacoraに、持続可能な成長を見込んだ継続投資と柔軟性に必要な資金を与える」と述べた。
Thierry Martel社長兼最高戦略責任者(CEO)は「この資金調達計画の完了は当社と献身的な従業員を、スカリー鉱山での銘板生産と責任ある事業拡大に向けた資本展開でもっと機敏になれる素晴らしい状況に押し上げる。バランスシートの改善は、スカリー鉱山の生産性向上と成長オプション、シドバランゲル鉱山の開発と再生を含む当社の戦略目標達成に向けた第一歩となった」と結んだ。
Jefferies LLCが単独ブックランニング・マネジャー、Clarksons Platou Securities ASが共同リードマネジャーを務めた。
▽Tacora Resources Inc.について
Tacoraは鉄鋼生産で効率と環境性能を高める高純度・高品質鉄鉱石の生産と販売に努める非公開企業である。カナダのニューファンドランド・ラブラドル州ワブッシュにあって、年間600万トンの鉄鉱石精鉱(コンセントレート)を産出するスカリー鉱山を保有して操業し、ノルウェーのセルバランゲルで現在は休業中だが、最近終了したフィージビリティ調査では年間400万トンまでの鉄鉱石精鉱の採掘が見込めるシドバランゲル鉱山を保有する。同社の株式投資家には、Proterra Investment Partners LPが運用するファンドやAequor Holdings LLC、Cargill, Inc.、Orion Mine Financeが運用するファンド、Titlis Mining AS、MagGlobal LLCが含まれる。スカリー鉱山の鉄鉱石精鉱のすべてはカーギルの子会社が買い取り、世界で販売している。Tacoraの詳細はwww.tacoraresources.com を参照。
▽問い合わせ先
Thierry Martel
President and Chief Executive Officer
T - (418) 409-9416
E - thierry.martel@tacoraresources.com
Joe Broking
Executive Vice President and Chief Financial Officer
T - (218) 398-0079
E - joe.broking@tacoraresources.com
ソース:Tacora Resources Inc.
Logo - https://mma.prnasia.com/media2/1507883/tacora_logo_blue_copper_rgb_01.jpg?p=medium600