【ワシントン2021年5月3日PR Newswire=共同通信JBN】
*ニューヨークの国連本部でマイケル・ダグラス氏が司会したコンサートで、190カ国以上の特別10周年祝賀イベントが閉幕
国際ジャズデー(International Jazz Day)10周年祝賀イベントは、190カ国以上が参加した世界の数百万人に届くオールスター・グローバルコンサートで締めくくられた。マイケル・ダグラス(Michael Douglas)氏が司会を務め、芸術監督のハービー・ハンコック(Herbie Hancock)、音楽監督のジョン・ビーズリー(John Beasley)両氏が率いるコンサートは、20カ国以上の著名アーティストが結集し、リードパートナーのトヨタ自動車とエアラインパートナーのユナイテッド航空が後援した。
2021年のグローバルコンサートは、ジャズパワーの統合を表す忘れられない瞬間を特徴としていた。ニューヨークから、ボーカリストのヴェロニカ・スウィフト(Veronica Swift)とトランペット奏者のイングリッド・ジェンセン(Ingrid Jensen)は音楽が世界にもたらす好ましい変化への元気が出るオマージュ、「Sing」でプログラムの幕を開けた。このほかの際立った演奏は、ロンドンからピアニスト兼作曲家のジェイコブ・コリアー(Jacob Collier)、パリはベニンの歌姫アンジェリーク・キジョー(Angélique Kidjo)、東京はピアニスト大西順子、リオデジャネイロはイヴァン・リンス(Ivan Lins)、ケープタウンはボーカリスト/トランペット奏者のマンディシ・ダイアンタイス(Mandisi Dyantyis)が登場した。ロサンゼルスから注目すべきプレゼンテーションで締めくくったのは、ボーカリスト、アンドラ・デイ(Andra Day)のセンセーショナルな「God Bless The Child」の解釈だった。
ニューヨークの国連本部でアカデミー賞受賞者マイケル・ダグラス氏がアンカーを務めた2021年のコンサートは、本物のグローバルアート形態としてのジャズを紹介した。アントニオ・グテレス(Antonio Guterres)国連事務総長は「われわれは10年前、国連教育科学文化機関(ユネスコ)とハービー・ハンコック・インスティテュート・オブ・ジャズ(Herbie Hancock Institute of Jazz)のイニシアチブにより、国連総会ホールで国際ジャズデーを立ち上げた。これは年を追うごとに、音楽だけでなく自由、多様性、人間の尊厳にとっても、楽しい祝典になっている。これらは国連が世界中で保護、促進に努める価値である」と指摘した。
ユネスコとハービー・ハンコック・インスティテュート・オブ・ジャズは終日、無料の教育・福祉プログラムを提供した。最も期待されたイベントの1つで、オードレ・アズレ(Audrey Azoulay)ユネスコ事務局長とユネスコ親善大使のハービー・ハンコック氏は、国際ジャズデーの歴史とレガシーについて感動的な対話を行った。
毎年4月30日、世界の数千に及ぶコンサートやジャズ関連プログラムで祝福される国際ジャズデーは全7大陸の国とコミュニティーをまとめ、ジャズの国際的なアート形態に敬意を表して、対話の奨励、差別との闘い、人間の尊厳の促進に占めるその重要な役割を強調している。
ソース:Herbie Hancock Institute of Jazz
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