推定総開発額は150億米ドル(SAR570億ドル)を超える世界最大のオアシス再生事業であるジャーニースルータイムマスタープランは責任投資の機会を創出します
32億米ドル(SAR120億)が、民間投資の機会がある優先的な主要インフラストラクチャの開発に専ら使用されます
政府支援の創設資金の20億米ドルはすでに、重要なプロジェクトに投資されており、ディリスキング投資の機会です。
サウジアラビア、アルウラ, 2021年4月29日 /PRNewswire/ -- ビジョン2030の発表記念に、アルウラ王立委員会(RCU)は、本日、再生プロジェクトを確認しました。ジャーニースルータイムマスタープランは、官民連携プロジェクトへの150億米ドル(SAR570億)の責任投資の機会を示します。
ジャーニースルータイムマスタープラン は、20キロメートルにおよぶアルウラの歴史的な地域の中心全体で20万年の自然と人間の歴史を保護するロードマップで、5つの遺産地区の再建にがそのしっかりとした根拠になっています。それは、社会的、経済的、環境的持続性を青写真に構築して、目的地の開発で信頼と影響力のある投資の基準を設定することを目的としています。このマスタープランは、アルウラにおいて、確固たる投資機会を創出し、サウジアラビア経済の多様化と雇用の創出、さらに、地域社会のための幅広い機会に貢献することを目指しています。これはサウジビジョン2030全体の重要な目標です。
「推定総開発額が150億米ドルを超えるジャーニースルータイムマスタープランは、アルウラの可能性を最大限に発揮する重要な機会です。20億米ドル(SAR75億)の創設資金と堅牢なガバナンス体制を構築することにより投資機会をディリスキングし、ユネスコの世界遺産の特徴となるユニークな場所を再生するための、責任ある持続可能な開発プラットフォームを創りました。」と、アルウラ王立委員会の最高経営責任者であるAmr AlMadani氏は述べています。「優先的な主要インフラストラクチャのために、32億米ドルが確保されているため、アルウラの開発は、アルウラの文化と遺産の資産を保護するだけでなく、強力な基盤を構築するしっかりとした根拠があります。」
アルウラの優先的な主要インフラストラクチャの開発には、推定32億米ドルが注入されます。持続可能な開発の最終目標としてアルウラの将来を解き放つ重要な部分には、46キロメートルの低炭素軌道(第一段階では22キロメートル)、クリーンパワー能力の増大(2035年まで再生エネルギーを通じて需要の少なくとも50%が供給)、飲料水の増大(新しい脱塩水とオーダーメイドの水質保全プログラムによる新規の水供給を含む、中央集中のアップグレードされた水供給システム)、および下水能力の増大(そして、ムガイラ(Mughayra)での下水処理施設の改良)が含まれます。
RCUは、パートナーのために、将来投資のディリスキングの取り組みをしており、歴史の資産と主要なインフラストラクチャーの開発を支援します。アルウラ国際空港の拡張を含む、郡のセキュリティインフラの強化、Ashar estateや象徴的なMaraya多目的ホールなどの主要観光資産の開発など、開発プロジェクトに20億米ドルを既に投資しています。
並行して、アルウラの幅広い開発戦略(複数のマスタープランを包む)では、合計9,400客室を持つ、強力な観光産業の基盤を2035年までに築きます。そのうち5,000客室が、ジャーニースルータイムマスタープラン内で構築されます。
アルウラの観光面での潜在力は、世界的な高級ブランドのアマン(Aman)、アコー(Accor)/バンヤンツリー(Banyan Tree)、ハビタス(Habitas)を含むホテル経営者やデザイナーの間で生じたことで明らかです。アルウラ は、また、古代ナバテア人の2,000年前の建築遺産を復活させ、大手建築会社Atelier Jean Nouvelによって一つの財産として設計され、ホストの役割を果たしています。
アルウラの開発戦略は、カーボンニュートラル戦略および循環型経済、遺産および環境の要保護区域の開発に関する強固なリカバリ施策、それに加えて、洪水と改善された水質管理および植物植栽の遵守のために、基礎を固め、アルウラの持続性ある憲章によって導きます。マスタープランは、また、アルウラのグリーンオープンスペースを最大1000万平方メートルまで拡大することでサウジ・グリーンイニシアチブに貢献します。
投資の機会は強固な環境、社会、および企業の各ガバナンス基準を満たしており、アルウラは、新しい王国経済の活気ある分野へ投資の機会を創り出します。マスタープランの一部として、アルウラは、ランドマーク文化事業、社会インフラ、ユーティリティとモビリティ、ホスピタリティ、商業および住宅事業の複数の事業区分を通じて、豊富なポートフォリオの投資機会を提供します。マスタープランは、三段階にわたって提供され、それぞれ2023年、2030年および2035年に完了する予定です。
Amr AlMadani氏はさらに述べています、「責任投資は、強力なビジネスチャンスと投資収益をもたらす一方、緊急の社会的および環境保護の懸念に対処するのにも役立ちます。世界中のパートナーにとって、これは環境、社会、経済の成長面での新しい最前線となる機会です。」
ジャーニースルータイムマスタープランは、アルウラのための一連の計画の最初であり、責任ある方法でアルウラの自然と文化遺産の再生に焦点を当てています。完全に完了することによって、2035年のアルウラの幅広い開発戦略は、38,000の新しい仕事を提供し、人口が130,000人まで増え、320億米ドル(SAR1200億)が王国のGDPに貢献します。独自の機会提供により、持続可能性と責任ある開発と地域の包括性というRCUの価値を共有するパートナーからのビジネスと投資がさらに促進され加速します。
ジャーニースルータイムマスタープランの詳細については、以下をご覧ください。https://ucl.rcu.gov.sa
アルウラへの投資の詳細については、以下をご覧ください。https://ucl.rcu.gov.sa/en/investmentまたは、こちらまでお問い合わせください。investalula@rcu.gov.sa
アルウラについて
サウジアラビア北西のリヤドから、1,100キロに位置するアルウラは、特別な自然と人間の遺産の場所です。22,561キロメートルに渡る広大なエリアには、緑豊かなオアシスの谷、高くそびえ立つ砂岩の山々、数千年にさかのぼる古代の文化遺産が含まれています。
アルウラで最も代表的で、知られている場所は、サウジアラビア初のユネスコ世界遺産であるへグラです。52ヘクタールの古代都市ヘグラは、ナバテア王国の主要な南部の都市であり、砂岩の露出部に彫り込まれた精巧なファサードを持ち、約100の保存された墓で構成されています。現在の研究では、ヘグラは西暦紀元106年のナバテア王国の征服後、最も南にあるローマの駐屯地であったことを示唆しています。
ヘグラの他にも、アルウラには一連の魅力的な歴史と遺跡のふるさとがあります。旧市街は、古代のオアシスに囲まれています。ダダンは、ダダン王国とリヤン王国の首都、つまり、最も発展したアラビア半島にある紀元前1千年の都市だと考えられていました。その他、何千もの古代岩面美術現場や、Jabal Ikmahの碑文、ヒジャーズ鉄道があります。
編集者メモ
それは常にアルウラであり、アルーウラではありません。
アルウラ王立委員会について
アルウラ王立委員会(RCU)は、アルウラの保護と開発のために、2017年6月に勅令によって設立されました。北西サウジアラビアの素晴らしい自然と文化的価値があります。RCUの長期計画の概要は、都市と経済の発展に向けて、信頼でき、持続可能で敏感なアプローチをします。生活、仕事、訪問のための魅力的な場所としてアルウラを確立する一方で、地域の自然、歴史的遺産を保存します。考古学、観光、文化、教育から芸術までの広範囲のイニシアチブを包摂し、サウジアラビア王国2030計画ビジョンの優先課題である、経済の多様化、地域コミュニティの地位向上、および遺産保護に対応するための取り組みを反映しています。
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