Albumedixがウイルスベクター製造最適化のためCobra Biologicsとの共同研究を延長

ノッティンガム、キール（英国）, 2021年4月28日 /PRNewswire/ -- 共同研究では、遺伝子治療やワクチン開発者向けに品質と生産性を向上させるため、AAVおよびレンチウイルスベクターの製造改善を追究

先進治療実現の新たなリーダーで、組換えヒトアルブミン（rHA）で世界的に認知されているリーダーでもあるAlbumedix Ltd.（ 「Albumedix」）（https://albumedix.com/ ）は28日、Charles River Laboratories International, Inc.の傘下企業Cognate BioServicesの遺伝子治療部門Cobra Biologicsとの共同研究の延長を発表した。共同研究は、Albumedix独自の組換えヒトアルブミンベース製品を通じたAAVおよびレンチウイルスベクターの製造規模拡大におけるプロセスの最適化と安定性の向上に焦点を当てる。

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さらにこのコラボレーションは、長期安定性のための製剤開発を含む、AAVおよびレンチウイルスベクター製造のアップストリーム、ダウンストリームの両プロセスの促進も目指している。

先進治療分野は変化が急な業界で、革新的かつ斬新な新治療が毎日、診療所に導入されている。成功のチャンスを広げ、こうした治療をより多くの患者が受けられるようにするため、安定し、拡張性が高く、採算の合う製造確保のニーズが高まっている。

Cobra BiologicsとAlbumedixは2019年以来、遺伝子治療とワクチン開発者向けの品質と生産性を向上させるため、ウイルスベクターの製造と生産を最適化する作業に共同で取り組んできた。現在のコラボレーションは2019年の共同研究契約の延長で、両社が、先進治療とバイオ医薬品開発者がより拡張性の高い治療を世界中の患者に届けられるようにするという共通の目標へのコミットメントを一層強めることを想定している。

AlbumedixのJonas Skjodt Moller最高経営責任者（CEO）は「業界を前進させられるイノベーションの活用に、われわれ同様に取り組んでいるCobraという研究パートナーを見つけられたことを喜んでいる。先進治療の長所を伸ばすことを使命とする当社は、科学の最前線に立つために投資や提携を行っている。当社の専門知識および組み換えヒトアルブミンの安定性向上という独自のメリットと、Cobraのウイルスベクター製造プラットフォームとの結び付きが強まることを期待している」と語った。

Charles Riverのグローバル・セル&遺伝子治療ポートフォリオ・エグゼクティブディレクターのDaniel Smith博士は「ウイルスベクターの製造は、遺伝子治療やワクチン開発者にとって課題となっている。今回の提携契約の狙いは、当社の専門知識とAlbumedixの専門知識、特に組換えヒトアルブミン製品を組み合わせることで、ウイルスベクター製造を改善することにある。遺伝子治療の需要拡大に対応するため、ウイルスベクターの製造を最適化するAlbumedixとの研究プロジェクトに着手できるのは非常にうれしい」と語った。