【深セン（中国）2021年4月27日PR Newswire＝共同通信JBN】定評ある投資管理会社ジョーンズラングラサール（JLL）の最新報告書「Challenges and Prospects for China's Telecommunications Industry and Intellectual Property Market（中国の電気通信産業と知的財産市場の課題と展望）」によると、モバイルインターネット向けの通信、エンタープライズ、消費者用テクノロジー・ソリューションの大手国際プロバイダーであるZTE Corporation（0763.HK / 000063.SZ）は、5Gの技術、特許、規格、産業、端末で世界をリードする、5Gのグローバル規格の主要な参加者兼設定者の一角を占めるようになった。
報告書によると、ZTEは、グローバルな5G技術の研究と標準化への貢献が認められ、グローバルな特許レイアウトの第1ティアにもランクインした。現在までに、ZTEの特許技術価値は450億人民元を超えている。
▽質の高い特許の蓄積を通じた顧客のためになる価値の創造に尽力し、「デジタル経済のロードビルダー」を目指す
デジタル経済時代の到来で、5Gのような新世代のモバイル情報技術は、社会全体のデジタルトランスフォーメーションとアップグレードの主要な推進力になった。独自の技術革新の推進と、質の高い特許の育成、レイアウトの強化は、中国企業の発展に重要な役割を果たしている。ZTEは、5Gのグローバル規格の主要な貢献者として、より強力なコアコンピタンスの構築を求め、主要技術や基礎科学の研究開発を続けている。同社は過去数年間、研究開発に年間100億人民元以上を投資してきた。2020年の研究開発費は148億人民元に達し、営業収益の14.6％を占めた。
5G技術が成熟し、人気が高まるにつれ、世界の主要メーカーは反復的な特許レイアウトで自社のコアコンピタンスを構築しつつある。ZTEは、多くの5G関連分野で質の高い特許レイアウトを立ち上げた。同社は、国内や国際市場で競争上の優位性を維持するため、革新的な研究開発能力を絶えず強化している。さらに、グローバルな戦略的レイアウトにより、同社は顧客に革新的製品と質の高いサービスを提供し続けるとともに、「digital economy road builder（デジタル経済のロードビルダー）」として顧客のためになる価値の創造に取り組んでいる。
ZTEは、多額の研究開発支出と継続的な技術の蓄積に支えられ、2021年3月までに世界で8万を超える特許を出願、4270のチップ特許出願と1800以上の特許取得を含め、世界で3万8000を超える特許取得を積み重ねた。IPlyticsが2月に発表した最新報告書「Who is leading the 5G patent race?（5G特許レースをリードしているのは誰か？）」によると、 ZTEは、欧州電気通信標準化機構（ETSI）に対する5G標準必須特許（SEP）の持続可能なリーダーシップで世界のトップ3に選ばれた。
▽イノベーションの成果変換を効果的に推進し、無形資産の質の高い成長を後押しする効率的経営戦略
イノベーションとクリエーション能力の大幅な向上で、ZTEは知的財産（IP）の利用を絶えず強化してきた。ZTEは、価値の高い特許の育成とレイアウトを強化するだけでなく、非常に効率的な経営戦略の下で特許の適用、変換、実行を積極的に推進している。同社は、特許出願や技術研究開発と市場需要との整合性を高めつつ、特許出願の質の継続的向上に努めているが、他方、IPライフサイクル全体にわたり管理システムが確立されたことで、研究開発、マーケティング、調達、生産設計、販売など全てのワークフローでIP管理が行われている。こうして、同社の無形資産の商業的価値の質の高い成長を促すため、熟慮された効率的な特許保護ネットワークが構築されている。
ZTE CorporationのHu Yi副社長兼知的財産部門責任者は「グローバルな競争をしている中国ハイテク企業の1つとして、ZTEは独自の研究開発と技術革新の価値と重要性を十分に認識している。当社は何十年間も研究開発に多額の投資を続け、数多くの革新的な技術的成果を蓄積してきた。こうした成果の一部は、ZTEが欧州や北米などの海外市場に手を広げるのに役立つハイテク製品に生かされ、一部は特許などの知的財産を含む無形資産になった」と語った。
Hu Yi氏は、さらに以下のように語った。
「時間の経過と産業の発展と共に、ZTEは無形資産の価値をさらに探求し、活用する方法を積極的に模索している。当社は、通信業界の大手企業との特許の相互ライセンシングを実現し、商業的やり取りを通じた新技術や新製品の迅速な導入を実現するとともに、垂直産業にさらなる影響を与えようと通信業界の技術を売り込んでいる」
「当社はさらに、移転、ライセンス供与、その他の経営手法を通じて妥当な額の研究開発資金を集め、持続可能な『イノベーション、オペレーション、リイノベーション』開発のクローズドループを構築している。この数年間で、ZTEの知的財産収入は着実に増加、当社に現金収入をもたらしており、今後も予測可能な利益を生み出し続けるだろう。当社の知的財産は、2021年から2025年の間に45億－60億人民元の収益を当社にもたらすと推計されている」
グローバルなイノベーションと知的財産の商業的価値を最もうまく活用してきたZTEは、常に知的財産を企業発展の中核戦略と見なしてきた。ZTEは今後も、知的財産創造の質の向上と、IPの利用、管理効率を高めることで同社のコアコンピタンスを向上させていく。ZTEは、技術革新投資と知的財産リターンのバランスを取りつつ、全てのパートナーと協力してIPエコシステムの高品質な開発を促進し、デジタルでインテリジェントなトランスフォーメーションと社会のアップグレードを促していく。
報告書の全文については、次のリンクを参照。
http://www.whytouch.com/pdf/gb483f72362e6573c99190c96622507e/index.php
▽メディア問い合わせ先
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ZTE Corporation
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