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バグワークス社、アメリカ国防脅威削減局(DTRA)から資金提供を受け、最も困難な細菌性生物脅威に対する臨床アセットの検証を開始

Bugworks Research, Inc.
2021-04-26 08:00 1900

2021年4月26日

ワシントン、ロンドン、東京発

/PRNewswire/ -- Bugworks Research, Inc(以下、バグワークス社)は、米国国防脅威削減局(DTRA)から資金を得て、最も重要な細菌性生物脅威に対抗する、新規の広域スペクトル抗生物質BWC0977の開発を支援することを公表しました。

DTRAは、Bacterial Rapid Acquisition Platform(細菌迅速収集プラットフォーム)プログラムを通じて、BWC0977の生物テロ防御面での非臨床開発をサポートするための資金を提供します。これには、エルシニア・ペスティス(ペスト菌)/バシラス・アンスラシス(炭疽菌)/フランシセラ・ツラレンシス(野兎病)/バークホルデリア・シュードマレイ(類鼻疽)/バークホルデリア・マレイ(鼻疽菌)を始めとする生物脅威の細菌病原体に対するBWC0977の試験を行うためのin vivo有効性試験の実施を含みます。フロリダ大学は、BWC0977の検証を主導し、治療法が確立されていないシプロフロキサシンに耐性のある炭疽菌に対するバグワークスの抗生物質の効能を検査測定することになりました。 

BWC0977は、DNAジャイレースと4型DNAトポイソメラーゼを阻害する2つの作用機序を介する新規の幅広いスペクトルと経口ステップダウンの可能性をもつ抗生物質の臨床開発品で、2021年第2四半期に第1フェーズを開始する予定になっています。前臨床試験での良好な有効性データは、重大問題となる院内感染症に対するBWC0977の使用の可能性と、生物脅威となる病原体に対するワンストップのソリューションとしての可能性を示しています。

バグワークス社は、革新的な抗菌製品の早期開発を促進するグローバルな非営利パートナーシップであるCARB-Xから資金提供を受け、BWC0977の開発を支援しています。また、USAMRIID(米国陸軍感染症研究所)やNIAID(アメリカ国立アレルギー感染症研究所)を含む複数のパートナーと協力して、院内感染及び市中感染症に関与する広範囲の病原体、および主要なバイオテロ病原体に対するBWC0977の活性を検証しています。

オーランドにある https://med.ufl.edu/  フロリダ大学医学部の https://iti.medicine.ufl.edu/  治療イノベーション研究所の准教授である https://iti.medicine.ufl.edu/about-us/faculty/henry-heine-ph-d/  ヘンリー・ハイネ博士は「私達が開発した革新的な中空糸注射モデルは、人間が感染症と闘っているときに起こることをより忠実にモデル化することを可能にします。」と述べています。

アメリカ国防脅威削減局CBM(展開医療部門)のScience and Technology Managerであるアマンダ・ホルストマン・スミス( Amanda Horstman-Smith)博士は「DTRAのBWC0977は、生物脅威の病原体に対する幅広い有効性を有しており、同感染患者を治療するための "ワンストップ "の次世代ソリューションとなる可能性を秘めています。「公衆衛生と生物防御の両方の重要な問題に取り組むにあたって、バグワークス社の臨床アセットの可能性に期待しています。」と語っています。

バグワークスのCEOであるアナンド・アナンドクマールは、「DTRAと協力し、DTRAを通じて米国国防総省内の政府機関と協力する機会を得て、生物脅威に関与する最も重要な病原体に対するワンストップソリューションとしてBWC0977を推進できることを大変嬉しく思います。」と述べました。

バッグワークス社について (www.bugworksresearch.com)

デラウェア・バンガロール・アデレード三箇所に拠点を持つ生物工学のイノベーターであるバグワークス社は、何百万人もの人々に影響を与えている抗微生物薬耐性という憂慮すべき脅威に対処するために、新抗生物質を提供する科学的イノベーションの最前線にいます。バグワークス社のソリューションは、重篤な院内感染・市中感染症や生物脅威の適応症の要望に対応しています。

アメリカ国防脅威削減局(DTRA)について(www.dtra.mil )

米国国防総省(DoD)内の機関であるアメリカ国防脅威削減局(DTRA)は、大量破壊兵器(化学・生物・兵器・放射性物質・核・高爆発物の兵器)に対抗するためのオフィシャルな戦闘支援機関です。DTRAは化学・生物学的防衛プログラムのもと、国防総省の化学・生物学的防衛科学技術プログラムを管理・統合する責任を負っています。

本研究に対するCARB-X(抗生物質耐性菌対策生物医薬品アクセラレーター)の資金は,ASPR(事前準備・対応担当次官補局)/BARDA(生物医学先端研究開発局)の協同契約番号IDSEP160030,英国ウェルカム・トラスト(Wellcome Trust)及びドイツ連邦教育研究省からの助成金によって賄われています。また本内容は執筆者の責任であり、必ずしもCARB-Xやその出資者の公式見解を示すものではありません。

メディア連絡先:
Pradeep Fernandes
pradeep@bugworksresearch.com

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ソース: Bugworks Research, Inc.