Human Horizons、HiPhi Xの4車種の発売を確認

【上海2021年4月7日PR Newswire＝共同通信JBN】上海に本拠を置く新しいモビリティーとインテリジェント運転の研究企業で、世界初の進化するスーパーSUV、HiPhi Xを展開するHuman Horizonsは、同社の第一世代車には4つの異なったバリエーションがあり、それぞれが97kWhバッテリーパックを搭載していると発表した。同社は現在、オフライン体験ストアの開設、総合充電ネットワークの完成、4月20日に開始されるユーザー向け試運転の実施で多忙を極めている。

2020年9月の北京モーターショーで初披露された4座席仕様と6座席仕様のHiPhi X Founders Editionに、さらに2車種が加わる。新たに発表されたPerformanceとLuxuryの両モデルの価格はそれぞれ57万人民元と62万人民元で、いまではおなじみになった最先端テクノロジーを装備して運転体験と乗員体験を最適化・強化する。また、自動車の新セグメントTECHLUXE（R）を創出したことにより、テクノロジーと高級さの間を分ける垣根が低くなっている。

Human Horizonsの創立者兼最高経営責任者（CEO）、Ding Lei氏は新車種に関する今回の発表について「HiPhi Xは3つの指針原則に基づいて作られている。その原則とはシナリオが定義する設計、ソフトウエアが定義する車両、共創が定義する価値である。ますます多様化する現在の生活において、人々は彼らと彼らの個性に合った自動車を求めている。これら新車種は、完全に固有の運転と所有の体験を創出するための、テクノロジーとラグジュアリーの比類のない組み合わせを提供することで、多様なニーズに応えるよう設計されたものだ」と述べた。

江蘇省塩城市のスマート製造工場におけるHiPhi Xの大量生産が増加するにつれ、Human Horizonsは中国全土でオープンしている体験店舗を使ってHiPhi Xのオフラインでの存在感を拡大することに重点を置いている。最初の10店舗が1級都市のうちの北京、上海、広州、深セン、杭州、成都、武漢の7都市で完成し、2021年5月までにこの数は45に拡大する見込みで、Human Horizonsは今年末の前までに、全国に70のオフライン体験センターを開設することを目指している。それに加え、サポートとアフターサービスの保守を提供するHiPhi X専門サービスセンターは、5月までに40センター、年末までに52センターが開設される予定だ。

また、Human Horizonsは全国を網羅する充電ネットワークの提供にも取り組んでいる。同社は大手の電気サプライヤーであるState Grid、China Southern Power Grid、TELDと提携し、HiPhi Xに対応する公共充電ステーションで中国全土の300超の都市を網羅、HiPhi Xオーナーに安心感を確実にもたらす。こうした公共施設は自宅に設置するパーソナライズされたスマート充電ステーションに加えて展開される。

比類のないサービスパッケージを取り揃えつつあるHuman Horizonsは、オンラインとオフライン体験を完全に結び付けるHiPhiアプリもリリースした。このアプリはHiPhiコミュニティーが相互に交流する場であると共に、新しい企業イノベーションを共有し、専門サービスを求めるユーザーのためのプラットフォームである。潜在的な自動車オーナーとユーザーは4月20日から、HiPhiアプリ、HiPhi WeChatミニプログラムを通して、あるいはHiPhi X体験センターの1つで、オフラインで試運転に登録できるようになる。

▽HiPhiについて

HiPhiはHuman Horizonsが創出し、同社のユーザーによって強化される高級ブランドである。HiPhi Xは軽量のハイブリッド・アルミニウム構造で、かつ持続可能な植物由来のレザーとリサイクル可能な素材を使用した電気自動車（EV）であり、Human Horizonの電気自動車製品が持つ持続可能な特性をさらに高めている。

▽Human Horizonsについて

Human Horizonsは、革新的で優れたインテリジェントモビリティー技術、ならびに未来志向のスマート車両の工業化を研究・開発する目的で設立された。さらに、Human Horizonsはスマート輸送技術を構築してスマートシティーの開発に貢献し、人間のモビリティーを再定義する。