【台北2021年3月31日PR Newswire=共同通信JBN】
Innodiskは30日、AIoTを台北市街にもたらすことを目的としたAvalueとの新たなパートナーシップを発表した。この斬新なAIoTソリューションには、AvalueのEPS-APLとInnodiskのInnoAGE SSDが含まれており、オブジェクト検出、動作識別、トラフィックフロー監視のためのスマートカメラによるAI認識を実現し、交通管制を容易にする。
▽動的信号制御システムの遠隔制御を実現
パートナーシップは、台北市運輸部が運営する信号制御システムに関するプロジェクトに参画する。このシステムは、革新的なInnoAGE SSD、Innodiskにより可能となる帯域外管理、およびAvalue RS2 ソリューションからの帯域内管理を使用することによって実現する。したがって、IoTインフラストラクチャーには、より信頼性が高く、よりスマートなエッジデバイスを備えたデュアルバンド管理が装備される。帯域外シグナリングを使用すると、データ破損や運用システム障害などの深刻な問題が発生したデバイスでも、遠隔復旧をすぐ利用することができる。
InnodiskとAvalueの統合ソリューションは、トラフィックフローのインテリジェントな検知に基づいて調整可能なリアルタイムの交通信号制御を提供し、車両と歩行者の両方の交通の利便性と安全性をさらに向上させる。要するに、このソリューションはデータを収集してコンピューティングプロセスと分析を実行し、最終的に渋滞を10-15%減らし、通信コストを85%削減する。
▽成長するAIoTエコシステム
InnodiskのRandy Chien社長は「Avalueとinnodiskのパートナーシップは、AIoTエコシステムを構築するために不可欠である。Avalueの革新的テクノロジーは、信頼性の高い産業グレードのコンポーネントとテクノロジーが満載されたInnoAGEの帯域外管理機能と組み合わされ、最も厳しい産業要件を満たすよう注意深く設計されている。われわれはともに、世界中の顧客に信頼できる統合ソリューションを生み出す」と語った。
AvalueのKevin Lien副社長は「IoTがネットワークをより緊密に結び付けることに伴い、さまざまな業界やシステムに展開されたネットワークはより深く相互接続される。デバイスへの要求は強力なデータ収集を提供し、データセキュリティー、システム管理、遠隔監視はより複雑かつ重要なものとなる。AvalueはRENITY SENTINEL 2を統合したAvalueのソフトウエアとハードウエアを開発し、Innodisk InnoAGEと組み合わせて、すべての遠隔システムのパフォーマンスを向上させ、効率的かつ信頼性の高い運用を促進した」と語った。