【上海2021年3月23日PR Newswire=共同通信JBN】インテリジェント発送と輸送管理を特徴とする世界をリードするコンテナトラック/陸上輸送サービスプラットフォームであるDuckbillは、業界最高額を記録する5000万米ドルの資金調達完了を発表した。
本資金調達ラウンドはTemasekが主導し、PavilionならびにFuture Capital、Discovery Fund、Shunwei Capital、Furong Capital、Zip Capitalなど既存の株主も参加した。Lighthouse Capitalが引き続き専任金融アドバイザーを務めた。2017年以来、Duckbillは複数回の資金調達ラウンドを完了しており、このスタートアップ企業に対する累積投資額は約1億ドルに達し、金額とスピードにおいて中国では比肩するものがない。
DuckbillのTang Hongbin創業者は「2020年、中国の対外貿易額は4兆6500億米ドルを超え、世界の港湾のコンテナ取扱量トップ10のうち7港は中国にある。中国のコンテナ陸上輸送市場は世界に比類のないもので、年間売上高は230億米ドルを上回る。この状況において、Duckbillは先進アルゴリズム支援のソフトウエアと管理システムによって極めて大きな機会を享受している」と語った。
Tang氏は、Duckbillの商品が消費者市場の他の輸送プラットフォームが提供する貨物マッチングサービスより遥かに包括的であると確信している。Tang氏は「当社は、製品が海外に向かう最初の1マイルの物流サービスを工場に提供している。顧客が求めるのは、可視化され、信頼性があり、効率的なソリューション基盤と大規模輸送能力を保証する産業レベルの物流である。そのような能力は、ITと物流の両産業において既存の従来型でぎこちないプレーヤーに対する圧倒的優位性を持つDuckbillのようなテクノロジー主導の企業でのみ実現する」と指摘した。中国で長距離輸送または都市貨物輸送に特化した他のトラック輸送プラットフォームに比べ、ITマネジャーの経歴を持つエネルギッシュで野心的なTang氏は、より複雑ながらも魅力のあるニッチな領域へと、Duckbillをスマートに、かつ敢然と導いた。輸送サービスに加え、Duckbillは通関、貨物積載監視などの付加価値サービスも顧客に提供している。これは業界における卓越したサービスを再定義する。2020年末までに、Duckbillは6000の貨物利用運送事業者と荷主にサービスを提供し、中国全土で70万TEUの商品を輸送した。同社は上海、青島、太倉、寧波、深センにオペレーション拠点を持つ。その結果、Duckbillは2017年以来、収益の年平均成長率(CAGR)が220%を超えた。
Tang氏は「当社はデジタル企業で、業界の未来である。顧客に対しては、当社は現在8万人以上の登録ドライバーと1日1000回の貨物積載を処理する能力を持つ確かなトラック輸送フリートである。テクノロジーとビジネス手法の優位性によって、当社はまもなく10-20倍の規模に成長すると確信している。今回のラウンドで新たな資金調達が実現し、当社は商品におけるリーダーシップを絶えず維持し、すべての主要港に事業を広げ、顧客のためにより多くの商品を導入していく」と述べた。
ソース:Duckbill