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ストックホルム国際水協会:淡水思想の指導者サンドラ・ポステル氏が2021年ストックホルム水大賞を受賞

Stockholm International Water Institute
2021-03-22 21:00 1116


【ストックホルム2021年3月22日PR Newswire=共同通信JBN】サンドラ・ポステル(Sandra Postel)氏が、複雑な水関連の問題を解明する長期の優れた業績により、2021年ストックホルム水大賞(Stockholm Water Prize 2021)を受賞した。著者および教育者として、同氏は現代の最大の課題のいくつかの解明に重要な貢献をし、われわれが持続可能な解決策を見出だす力を有していることを示した。



サンドラ・ポステル氏は、国際的な水問題に関する有数の権威であり、多作の著者であり、コミュニケーターである。同氏は、淡水の保全と持続可能な利用を促進するための同氏の刺激的で、革新的で、実用的なアプローチにより幅広く評価されてきた。ポステル氏は、経歴を通じて、その著書、論文、講演で複雑な水問題に取り組み、幅広い聴衆にこの問題を理解してもらうよう目指してきた。



ポステル氏は、受賞について「これは生涯最高の名誉であり、大変感謝している。水は生命の基盤であり、有限である。淡水の生態系の発展を可能にしながら、水に対する人間のニーズをいかに満たすかその方法を見出だすことがいまや実存的な課題である。なぜならこれらの生態系は人類が属する生命の網をサポートしているからだ。われわれは皆、この課題に立ち向かうのに一役買うことが可能である」と述べた。



ストックホルム水大賞指名委員会(Stockholm Water Prize Nominating Committee)は授賞理由の中で「サンドラ・ポステル氏は、水不足に関する世界有数の権威であり、世界で最も優れた水のコミュニケーターおよび教育者の1人である。広範囲にわたる重大な水問題に対処するために、同氏以上のコミットメント、能力、勇気、忍耐を示した人はいない。同氏の仕事は、水危機に関する一般の人と専門家の双方の認識を変えるのに役立った」と述べた。



ストックホルム国際水協会(Stockholm International Water Institute、SIWI)のTorgny Holmgren事務局長は「サンドラ・ポステル氏は、われわれの水に関する理解、それによる持続可能な未来を形成するわれわれの能力に計り知れない貢献を果たしてきた」とコメントした。



サンドラ・ポステル氏はGlobal Water Policy Project(グローバル水政策プロジェクト)を指揮している。彼女は多数の論文、および「Replenish: The Virtuous Cycle of Water and Prosperity」などいくつかの画期的な本を執筆している。1992年の著作「Last Oasis」は8つの言語で出版されている。同氏は2009-2015年、ナショナルジオグラフィック協会(National Geographic Society)の淡水フェロー(Freshwater Fellow)を務めた。



ストックホルム水大賞(Stockholm Water Prize)は、スウェーデン王立科学アカデミーと協力してSIWIによって授与され、世界水週間(World Water Week)期間中の8月25日にスウェーデン国王カール16世グスタフにより手渡される。




詳細と写真は、

www.siwi.org/prizes

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ソース: Stockholm International Water Institute
キーワード: 環境製品・サービス