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Adani Green Energyがアジア最大級のプロジェクトファイナンスで13億5000万ドルを調達

Adani Green Energy Ltd
2021-03-19 21:21 2421

アーメダバード(インド)

2021年3月19日

/PRNewswire/ -- Adani Green Energy Limited(AGEL)は、建設中の再生可能資産ポートフォリオ向けに13億5000万ドルの債務パッケージを組むことで、国際的大手融資銀行グループとの最終合意に調印した。このリボルビング・プロジェクトファイナンス・ファシリティーは当初、インドのラジャスタン州で太陽光と風力のハイブリッド再生可能プロジェクトポートフォリオ(発電量1.69 GW)の特別目的会社(SPV)4社の設立に活用される。

合意によると、ファシリティーにコミットした12の国際銀行は、スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered Bank)、Intesa Sanpaolo  S.p.A、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、Cooperatieve Rabobank U.A.、DBS銀行(DBS Bank Ltd.)、みずほ銀行、BNPパリバ(BNP Paribas)、バークレイズ銀行(Barclays Bank PLC)、ドイツ銀行(Deutsche Bank)、Siemens Bank GmbH、ING Bank N.V。ファシリティーはインドで初めて承認されたグリーンイブリッド・プロジェクトローンになる。新たな資金は建設中の資産に全面的に充当され、2025年までの発電能力25 GW拡大計画に道筋をつけ、AGELの戦略を強化する。

ファシリティーはAGELの資金管理全体計画の重要部分で、成長路線へ向けて資金確保する鍵である。最終合意は同意した原則と手続きの資金的枠組みを定めている。これを基にAGELは決められた基準に沿って、将来の全プロジェクトに効率よく速やかに資金手当てするよう銀行側と取り組まなければならない。

ファシリティーはAdani系列企業の総合的開発哲学を際立たせている。社内で立案したプロジェクト優良制度により、エクエーター原則と、すべてのESG(環境・社会・ガバナンス)国際基準にわたる最高水準のデューデリジェンスを守ることを約束している。

AGELのVneet Jaainマネージングディレクター兼最高経営責任者(CEO)はこの成果について「これは再生可能分野での当社の実行力のさらなる証明だとみている。当社は最も安価なグリーンエレクトロンの生産を心掛け、着手のペースと規模はこの過程ではるか先を進んでいる。資金源の深さと多様性の確保は、世界最大の再生可能企業になるというAGELのビジョンに不可欠だと信じる。今回の戦略的取引に参加した銀行は、基礎的な再生可能資産ポートフォリオで世界の金融の切れ目ない利用を確保する上で、重要パートナーである。このファシリティーは銀行の資金再利用ニーズも満たし、同じ資金は将来のAGELのプロジェクトに利用可能になる。ファシリティーのこうした再利用特性は、AGELが2025年までに25GWのポートフォリオを持つ目標を達成する助けとなる。さらに、魅力的なインドの再生可能セクターで成長をとらえる位置をAGELにもたらすことになる」と述べた。

このファシリティーに署名した各融資パートナーはそれぞれ優れた役割を果たした。例えば、スタンダードチャータード銀行はリードアンダーライターと、マンデート・リード・アレンジャー兼ブックランナー(MLAB)、環境デューデリジェンス・アドバイザー、共同ドキュメンテーション・バンク、共同グリーンローン・コーディネーターを務めた。同様に三菱UFJ銀行はMLABとテクニカル・バンク、共同グリーンローン・コーディネーターの役割。さらにBNPパリバはMLABと共同ドキュメンテーション・バンク、DBS銀行はMLABとアカウント・バンク、みずほ銀行はMLABとファイナンシャル・モデリング・バンク。Intesa Sanpaolo  S.p.Aと三井住友銀行、Cooperatieve Rabobank U.A.、バークレイズ銀行、ドイツ銀行、ING Bank N.VはそれぞれMLABだった。

その他のパートナーでは、Latham & Watkins LLPとLuthra & Luthraが借り手の法律顧問、貸し手の法律顧問はLinklatersとCyril Amarchand Mangaldas。Tractebel Engineering Private Limitedは借り手のテクニカル・アドバイザーを務めた。ULは貸し手の発電量分析コンサルタント、ERMは貸し手の環境・社会コンサルタント、Arcadisは貸し手の環境・社会デューデリジェンス・コンサルタント、Deloitteはファイナンシャル・モデリング監査コンサルタント、Marshは貸し手の保険エージェント、KPMGはグリーンローンの独立系保証提供者になった。

▽Adani Green Energy Limitedについて

Adani Green Energy Limited(AGEL)はインドのAdani Groupの傘下にあり、稼働中と建設中、受注済みプロジェクトで、投資適格級のカウンターパーティーに1万4815 MW以上を供給する世界最大級の再生可能ポートフォリオを持つ。同社は配電網につながる実用規模の太陽光・風力発電プロジェクトを開発、建設、保有、稼働、保持している。AGELの主要顧客にはNational Thermal Power Corporation (NTPC)やSolar Energy Corporation of India(SECI)、さまざまな州の配電会社が含まれる。2018年株式上場のAGELの時価総額は現在250億3000万ドルで、インドが気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)の目標を達成するのを助けている。今年度に米国のシンクタンクMercom Capitalは、世界の太陽光発電資産保有社でAdani Groupをナンバーワンと認定した。詳細はwww.adanigreenenergy.com を参照。

▽メディア問い合わせ先

Roy Paul
roy.paul@adani.com

Logo: https://mma.prnasia.com/media2/1459130/Adani_Renewables_Logo.jpg?p=medium600

ソース: Adani Green Energy Ltd