【シンガポール2021年3月19日PR Newswire=共同通信JBN】
*Railsbankはオーストラリアでエンベデッド(組み込み型)金融市場の機会を開発する計画
Banking as a Service(BaaS、バンキング・アズ・ア・サービス)プラットフォームの世界的大手であるRailsbank(https://www.railsbank.com/ )は、オーストラリア初のネオバンクであるVolt(https://www.voltbank.com.au/ )との提携を通じて、オーストラリアに参入した。
今回の提携によりRailsbankはアジア太平洋(APAC)地域内での拡大を継続することが可能となり、同社はオーストラリアを高度な戦略的市場と考えている。
Voltは、オーストラリアでRailsbankのエンベデッド金融サービスを開始するために選定された最初で唯一の銀行となる。
オーストラリアのエンベデッド金融市場はまだ初期段階にあるが、RailsbankとVoltはいずれも、同市場は今後数年間で急速な成長が見込まれると考えている。
Voltはまた、Railsbankのパートナーおよび顧客のグローバルなネットワークを利用してオーストラリアでより広範なBaaSソリューションを実現し、それにより各企業は自社の顧客体験の範囲内で金融商品のプロトタイプ作成、発売、拡張ができるようになる。
Railsbankアジア太平洋担当のJustin Xiao最高執行責任者(COO)は次のように語った。「オーストラリアはRailsbankにとって戦略的に重要であり、今回の当社の成長の次の段階でVoltと提携できることは極めて光栄なことである。Voltのブランドの強み、バランスシート、コンプライアンス提供は同社を理想的なパートナーにしており、われわれが現地の市場に参入し、エンベデッド金融の成長機会を活用するのに役立つことになる」
「オーストラリアのフィンテック環境は盛況であり、Railsbankは、革新的なソリューションとベストプラクティスを顧客に提供するという点に関しては、多くの提供できるものを有している。Voltと提携することにより、われわれは、成功するのに役立つ現地の知識や能力にアクセスできる。これはアジア太平洋地域で拡大を継続するRailsbankにとって重要な提携である」
VoltのSteve Weston創立者兼最高経営責任者(CEO)は次のように語った。「オーストラリアでRailsbankのエンベデッド金融サービスを開始するために選ばれた、われわれが最初で唯一の銀行であることを誇りに思う」
「Railsbankは、グローバルな市場でVoltのような銀行との提携を通じて何百万もの顧客にサービスを提供してきた確固とした実績がある。今回の提携は、独自のBaaSプラットフォームと提携戦略の強固な基盤の上に構築された市場参入への慎重で計画的なわれわれのアプローチが、オーストラリアの非常に収益性の高い銀行セクターのシェアをめぐりVoltを長期的な競争相手にするのにどのように役立つかを実証するものだ」
Railsbankは英国に本社を置き、シンガポール、フィリピン、マレーシア、ベトナム、スリランカ、米国、ドイツ、リトアニアにそれぞれオフィスを構えている。
Railsbankは、欧州、米国、アジア太平洋地域の多数の銀行および金融機関と関係を持っており、今年後半に日本、フィリピン、タイ、ベトナムでフットプリントを深めるのを視野に入れてアジア全体への拡大を継続していく。
昨年11月、Railsbankはグローバルな成長と商品の拡大をサポートするための継続的なエクイティ資金調達の一環として3700万米ドルを調達した。重要な投資家にはVisaが含まれている。
以下の詳細は、https://docs.google.com/document/d/1p9I2ai3cy9s9TuZAa-pFdcmG-zk94INUpgsAQkaS8yk/edit を参照:
*Railsbank(https://www.railsbank.com/ )について
*Volt(https://www.voltbank.com.au/ )について
*Notes to Editors(編集者注)
*Media Pack(メディア向け資料)
*Media Contacts(メディア問い合わせ先)