【シンガポール2021年3月15日PR Newswire＝共同通信JBN】
＊アラートを3つのリスクレベルに分類するTookitakiのAnti-Money Laundering Suite Smart Alert Management（マネーロンダリング防止・スイート・スマートアラート管理）モジュールを導入、現行取引監視システムの古いトリアージ機能を代替させ効率化
＊Smart Alert Management（スマートアラート管理）で大手グローバル銀行の業務効率が12倍向上
グローバルな金融機関にCompliance Platform as a Service（サービスとしてのコンプライアンスプラットフォーム、CPaaS）を提供するTookitakiは15日、Celentの協力を得た、「Powering the Next Generation of AML Technology with AI（AIで次世代AMLテクノロジーを強化）」と題するホワイトペーパーのリリースを発表した。このホワイトペーパーは、TookitakiのAnti-Money Laundering Suite (AMLS) Smart Alert Managementモジュールが、システムが年間8万回以上アラートを発していた大手グローバル銀行の業務効率を12倍向上させた事例を紹介している。
Smart Alert Managementモジュールは、従来の取引監視・審査プロセスで発生するクラッターに対処するため、機械学習（ML）を活用してアラートを低リスク、中リスク、高リスクの3つのリスクカテゴリーに分類する。このソリューションは、履歴データと調査結果から学習して、アラートを3つのリスクレベルに識別、分類する高精度MLモデルを構築、コンプライアンス担当者が最も重要なアラートに集中することを助ける。年間約5万件のアラートが出る金融機関なら、毎年150万米ドルを節約できる可能性がある。
TookitakiのAbhishek Chatterjee創業者兼最高経営責任者（CEO）は「コスト削減と業務効率向上を目的に設計された当社のスマートアラート管理で取引を監視、審査すれば、より迅速に金融犯罪を特定することが可能になる。Celentと共同でこのホワイトペーパーを作成することで、金融犯罪が急速に適応・進化し続けている今日のディスラプティブな状況において、AIやMLを活用したAMLソリューションの有効性と価値実現までの時間短縮に関する認識を大きく高めることができる」と語った。
同氏は「ユナイテッド・オーバーシーズ銀行（UOB）で当社は、誤検知を40%近く減らし、全体的な検知予測率を96%にした。TookitakiのAMLSのアジリティー、完成度、性能を如実に示す大成功だった」と付け加えた。
CelentのシニアアナリストArin Ray氏は「金融詐欺やマネーロンダリングは、金融サービス業界とその参加者に風評、規制の両リスクをもたらす。マネーロンダリング防止と金融犯罪コンプライアンス分野の技術的進歩、イノベーションへの投資は、金融機関のコンプライアンスプログラムの効率と有効性を改善し、金融資産価値や株主価値を高め、金融犯罪との闘いにおいてより幅広いエコシステムに好影響を与える可能性がある」と語った。
UOBは2021年3月9日、TookitakiのAMLS導入が成功したことで、2021年Celent Model Risk Manager Award（セレント・モデルリスクマネジャー・アワード）のデータ、分析、AIカテゴリーの受賞企業になった。Celentの毎年恒例のModel Risk Manager Awardsは、リスク管理の成功に不可欠な様々な領域でのベストなテクノロジー活用事例を表彰している。
ホワイトペーパーは、以下からダウンロードできる。https://www.tookitaki.ai/whitepapers/powering-the-next-gen-of-aml-technology-with-ai/
▽Tookitakiについて
Tookitaki Holding Pte. Ltd.は、Compliance Platform as a Service（CPaaS）を世界の大手銀行や金融機関に提供し、規制義務の管理方法の変革を支援している。シンガポールを拠点とする同社のコンプライアンスインフラは、人工知能（AI）を活用して、精度、速度、強靭性の新基準となるスマートなスペシャリストコンプライアンスアプリ群をサポートしている。規制順守分野におけるTookitakiイノベーションの独自性と堅牢性は、世界中で認められている。同社は2020年、Regulation Asia Awards for ExcellenceとG20TechSprint acceleratorを受賞した。同社は2019年、世界経済フォーラムからテクノロジー・パイオニアに選ばれた。Tookitakiは、Viola、SIG、Illuminate Financial、Jungle Ventures、シンガポール政府の投資部門Spring Seedsなどの機関投資家に支えられている。
▽メディア関係問い合わせ先
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ソース：Tookitaki
