【エメリービル(米カリフォルニア州)2021年2月25日PRNewswire =共同通信JBN】
*この熟練した財務担当幹部は、バイオファクチャリング・プラットフォームを商業市場へ拡大するために、エクイティーファイナンスで10億ドル以上を調達
バイオファクチャリングのリーディング企業、Zymergen(Zymergen )は24日、Enakshi (Ena) Singh氏を最高財務責任者(CFO)に昇格させたと発表した。Singh氏は2014年にZymergenへ財務担当副社長として入社以来、10億ドルを超えるエクイティーファイナンスの完了や1億ドルの借り入れでZymergenを助け、同社の初期段階の成長、テスト、ディリスク、製品開発に弾みをつけた。Singh氏の昇格はZymergenが商業的・営業的拡大へ移行する時期と重なる。同社は昨年、3億ドルの新規投資を獲得($300M in new investment )し、新しい高機能素材の開発と生産をさらに加速した。
ZymergenのJosh Hoffmann最高経営責任者(CEO)は「Singh氏はバイオファクチャリングの力と機会を得るために、世界で最も要求が厳しい有力投資家の信頼を得た実証済みの実績を持つ。われわれの事業はいわゆる一般的なクラウドやバイオ技術のプラットフォームではなく、同氏は新たな種類の科学技術企業のために見事な財務方針を策定してきた。彼女はわが社の次期財務戦略を主導し、営業と販売の拡大に集中する上でふさわしい人物だ」と述べた。
Singh氏は先に、アブダビの2300億ドル規模の政府系ファンドMubadalaで資産運用担当の上級副社長を務めた。そこでは特殊製造や独自投資、Zymergenのバイオマニュファクチャリング・プラットフォームと直接並列するスケーリングモデルがかかわる複雑な半導体投資を進めた。それ以前はメリルリンチの技術投資銀行を担当する副社長、Salomon Smith Barneyの中南米地域の投資銀行アナリストだった。コーネル大学で経済学士、MITスローン・スクール・オブ・マネジメントでMBAを取得している。
ジョンソン・エンド・ジョンソンの元グループ・ワールドワイド・チェアウーマンで、Zymergen取締役のSandi Peterson氏は「投資家と顧客の間を途切れなく動けるSingh氏の能力は、Zymergenの事業モデルと技術プラットフォームへの深い理解と兼ね合わせ、取締役会と投資家の双方から熱い支持を得ている。彼女はZymergenの商業市場への拡大を導くために必要な経験を必要な時期にもたらす」と語った。
Singh氏は「Zymergenは7年間で1つのアイデアから繁栄するプラットフォーム企業に成長し、1つの製品が市場に出て、さらに多くを生み出そうとしている。Zymergenは画期的な素材を発見して拡大し、それをエレクトロニクスや消費者ケア、農業などの要求の高い市場へ提供できることで顧客の信頼感を勝ち得ている。イノベーターは現代の最も困難な課題を達成する新素材を求めている。Zymergen のバイオファクチャリング・プラットフォームはそれを提供しつつある」と述べた。
Zymergenは初期の実績に基づき、従来の石油化学技術を使う際に通常必要な経費と時間のほんの一部で、より持続可能なかたちで高機能製品を開発し、発売している。バイオロジー、化学、ソフトウエア、オートメーションのユニークな合体が、Zymergenの高い処理能力のバイオディスカバリー・エンジンに力を与え、同社が圧倒的なスピードで新素材を発見し、設計して商業化することを可能にしている。
▽Zymergenについて
Zymergenはバイオロジーを駆使して世界を一新するバイオファクチャリング企業である。Zymergenは自然と一体になり、農業からエレクトロニクス、コンシューマーケア、医薬品などの業界で、画期的な製品と素材を創造、開発、生産する。当社は今日利用できる、一連の持続可能で高機能の素材を生産し、これまでに販売されたZymergenの微生物イノベーションを使用して10億ドル超に相当する製品を提供するFortune 500企業に価値をもたらしている。
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