【杭州（中国）2021年2月8日PR Newswire＝共同通信JBN】ある健康リポートによると、中国の医療システムの見通しと技術の潜在力について、回答者の60パーセント以上が前向きな姿勢を示した。
チャイナ・デーリー（China Daily）アプリと医療情報共有プラットフォームのDX Doctor（DXY）は5日、健康リポートを公表した。
中国人居住者5万6196人を対象にオンライン調査を実施し、双方のプラットフォームから得たデータを分析することで、チャイナ・デーリー・アプリとDX Doctorは、新型コロナウイルスに苦しめられた1年の中国国民の全般的な健康状態の実像を集めることを狙いとする。
COVID-19（新型コロナウイルス感染症）パンデミックとの戦いの間、中国の医療システムは大きな試練に耐えた。新型コロナウイルスの蔓延を予防し制御するための複数のバージョンの指針が国民に発出された。核酸検査を実施する能力は1日1500万件に拡大した。オンラインの医療相談が広く使用された。国産ワクチンが国内外で承認され投与されている。
リポートによると、パンデミックは仕事から通勤通学、旅行に至るまで中国国民の日常生活に影響を与えたが、ライフスタイルと家族関係にプラスの変化ももたらした。
回答者の計29パーセントがパンデミックはライフスタイルにマイナス影響を与えたと答えた一方、42パーセントはプラスの影響を報告した。回答者の計12パーセントがパンデミックは家族関係にマイナス影響を与えたと答えた一方、29パーセントはプラス影響を経験した。
調査はまた、身体の健康が引き続き生活の最優先事項であり、国民の健康への期待は10点中8.8点と高いことを明らかにした。
メンタルヘルスに対する関心は高まっている。2年連続で、メンタルヘルスは人々の健康不安の中で1位となり、とりわけ若年層で顕著だった。
ほとんどの回答者は、ライフスタイル、仕事、経済状態などの個人的要因が自身の健康状態に最も大きな影響力を持つと考えていた。
回答者の計98パーセントが健康問題を抱えていることを認めた。昨年と変わらず、問題の上位3つは情緒面の問題、肌の状態の悪さ、自身の体形への不満だった。
同時に、人々は健康を維持するためのことを十分にできなかったと考えており、自身の努力をわずか5.5点と評価した。
健康維持のために男性は女性より努力しており、健康的な生活を送るという点では、年配者は若年者より積極的であるという傾向が見られた。
Decathlonからの顧客調査データによると、ランニングとウオーキングは最も一般的な運動で、次いでダンスと球技だった。
オンライン相談は、パンデミック期間中に一般市民の需要が著しく伸びた。ほとんどの回答者は、利便性と即応性からオンライン相談を選んだと答えた。3級および4級都市の市民もオンライン相談を利用した。
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DX Doctorは、誤情報による医療専門家と一般人との格差を埋める目的で2014年に創設された。3年連続で健康リポートを発表している。
