ヘルズリヤ(イスラエル)
2021年1月28日
/PRNewswire/ -- 経カテーテル法による僧帽弁および三尖弁の修復、置換ソリューションを開発しているValcare Medical Ltd.は、弁輪形成リングAMEND(TM)の初の人への経中隔留置を無事完了したと発表した。経中隔AMEND治療は、カナダ保健省の特別アクセスプログラムの下、トロントのサニーブルック健康科学センター内のシューリッヒ・ハートセンターで実施された。
ValcareのAMEND(https://www.valcaremedical.com/valve-repair-amend/ )僧帽弁修復デバイスは、独自のアンカリング機能を備えた革新的で臨床的に証明されたD字型のセミハードタイプの閉リングである。AMENDは、より安全で簡単なカテーテルベースの治療で、外科手術同様の臨床標準治療が提供できるよう考案された。AMENDプラットフォームは、Valcareの僧帽弁置換システムや三尖弁修復ソリューションのインフラにも使用できる。
治療は、シューリッヒ・ハートセンターのEric Cohen医学博士、Andrew Czarnecki医学博士、Gideon Cohen医学博士によって行われた。
Andrew Czarnecki博士は「Valcareの革新的技術をわれわれの患者に提供する機会が得られてうれしい。この初の症例は、AMEND独自のアンカリング、ステアリング機能が弁輪サイズの変更や僧帽弁逆流(MR)の減少を可能にすることを実証した。AMENDリングの埋め込みで、弁輪形状が再形成され、埋め込み前には不可能だったリーフレットの端から端までの修復がスムーズになった。この提携を継続し、患者の生活の質を向上させるのが楽しみだ」と語った。
Gideon Cohen博士は「この独自技術は、従来は手術不能と見なされていた患者を治療するもうひとつ別の重要なツールを提供してくれた。他の手術やデバイスの選択肢がなかった患者にこの治療を提供できたのはうれしい」と付け加えた。
Valcare MedicalのShuki Porath最高経営責任者(CEO)は、以下のように語った。
「このエキサイティングな成果は、AMENDデバイスを僧帽弁修復術のゴールドスタンダードにするための足掛かりになる。経心尖治療でのAMENDリングの安全性、有効性の実証を受け、当社は現在、このD字型弁輪形成リングを経中隔アプローチで提供している。AMEND独自の設計は、経カテーテル手術のようなソリューションを提供し、スタンドアロンソリューションとして、あるいはエッジツーエッジや腱索再建術と組み合わせた、患者に対する複数の治療オプションのプラットフォームを生み出す」
「トロントのシューリッヒ・ハートセンターの優秀なチームと協力する機会が得られたこと、そしてValcare Medicalが心臓病患者向けの革新的治療法を広げていくにあたって彼らの経験が役立っていることに感謝している」
Valcareは近く、AMEND Plusパイロット臨床試験の患者登録を開始、FDA早期実現可能性試験(EFS)を開始する。
AMENDデバイスの使用は治験に限定されており、市販はされていない。
▽Valcare Medicalについて
Valcare Medical(https://www.valcaremedical.com/ )は、僧帽弁および三尖弁の逆流治療のための革新的な経カテーテル技術の提供を専門とする株式非公開の医療機器メーカーである。Valcareは、あらゆる構造的心臓治療の不可欠な部分になるよう設計された医療機器を開発している。
▽問い合わせ先
Mr. Shuki Porath, CEO
Valcare Medical Ltd.
sporath@valcaremedical.com
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