【ホーチミン2021年1月26日PR Newswire＝共同通信JBN】Vietnam International Bank（VIB、ベトナム国際銀行）は、成長率、品質、高度技術で多くの成功を示す2020会計年度財務報告を公表した。
VIBの総資産は堅調に伸び、2020年12月31日現在、245兆ベトナムドン（VND）に達し、前年比33%増加した。与信の伸びは好調で、総与信リスクは171兆ドンだった。同行はリテール信用ポートフォリオが最大級の銀行で、総与信の84%を占め、集中リスクが低く、リテール信用残高の95%は抵当貸しである。不良債権は1.5%未満に下がり、ベトナム資産管理公社（VAMC）に売却した未償還融資は2018年以来ない。非利息収益は2兆7000億ドンで、営業利益の24%を占め、前年比41%増だった。
VIBは新時代のキャッシュレス決済を求める顧客需要の急速な変化に対応する事業を推進するため、新技術、ビッグデータ、人工知能（AI）、クラウドコンピューティングを採用する投資を増やしてきた。これにより、MyVIBアプリによるデジタルバンキングに登録する顧客が300%の急増で、VIB顧客は300万人超に達した。
同行は2020年、クレジットカードの承認や発行手続きにe-KYC、電子署名などの最新技術を採用した。申し込みが完全に承認されるまで15－30分しかかからない。Mastercardの報告によると、同行は、2020年にクレジットカードの数量と支払いの伸びが業界平均の約1.5－2倍に達する主要銀行とされている。
サービス品質、トランザクションバンキング、デジタルバンキングの開発に近年注力し、VIBの非クレジット活動、特にCASA（当座貯蓄預金口座）、クレジットカード、保険商品販売は大きく成長している。CASA残高は30%増え、特にリテールバンキングCASAが2020年に72%の急成長だった。
同行の税引き前利益は前年比42%増の5兆8000億ドンだった。好調で持続可能な事業を基礎にした2017－26年の10年計画で4年間の変革後、5年目の2021年はこうした成功の勢いに乗り、技術投資とともにリテールバンキング分野で主導的地位を維持し続け、さらに挑戦的な目標を達成すると予想される。
ソース：Vietnam International Bank
