【上海2021年1月22日PR Newswire=共同通信JBN】Shanghai Electric Group(「Shanghai Electric」(上海電気)または「同社」)は、ドバイの900MW Mohammed bin Rashid Al Maktoum Solar Park(MBRソーラーパーク)の第5段階(フェーズ5)プロジェクトのための環境、社会、企業の統治(ガバナンス)を強化し、プロジェクトを主導するベンチャーのShuaa Energyから称賛を得た。
2020年8月の着工以来、Shanghai Electricはパンデミック対策の強化、従業員の安全確保、ならびに作業員の環境保護活動への従事に取り組んできた。スタッフの努力を称えるため、Shuaa EnergyのOmar Hassan最高経営責任者(CEO)はプロジェクト部門に2020年Excellent Performance Award(優秀業績賞)を授与し、過去6カ月間にわたる努力への感謝と今後の展望への自信を表明した。
▽世界最大のソーラーパーク
MBRソーラーパークは、「独立系発電事業者(IPP)」モデルに基づく世界最大のシングルサイトソーラーパークとなる見込みで、計画総発電容量は5GW、完工時の総投資額は1360億米ドルの予定。稼働すればドバイの炭素排出量を年間650万トン削減すると期待されている。
第5段階の900MWプロジェクトは、MBRソーラーパークの発電能力を2863MWに増強し、予想される27万世帯に電力を供給し、毎年最大118万トンの炭素排出量を相殺することができる。これまでに、第5段階の設計作業の85%が完了し、高圧送電線の建設も40%に達している。
ソーラー業界の新たなグローバルベンチマークとして、MBRソーラーパークは世界で最もコスト効率の高いソーラーパネルを展開している。最新の両面太陽光発電(PV)ソーラーパネルを活用し、太陽光はパネルの両面で捕捉され、高度のソーラートラッキングシステムが発電効率を増強する。中東でこれまでで最も先進的なソーラープロジェクトとして、その実現はShanghai ElectricとACWA Powerの強力で実り多いパートナーシップによるものである。このパートナーシップは同パーク第4段階の太陽熱プロジェクトの間に構築され、ドバイの低炭素で持続可能な開発を推進しようとしている。
▽従業員の安全のためのパンデミック対策
パンデミックが継続する中で、Shanghai Electricは海外従業員のケアを確実にするために追加の措置を講じている。すなわち、海外駐在者はCOVID-19ワクチンを優先的に入手できる。また、同社はオフィスおよび宿泊施設の定期的な消毒を保証し、プロジェクト部門はマスク、個人用防護服、ゴーグル、消毒剤、ビタミン剤、医薬品、隔離室などの幅広いパンデミック防止用品を常に用意している。
中国人と地元従業員とのつながりを強化するため、人々が集う誕生日パーティーが開かれる。卓球やチェス、カードなどのゲームが結束力を高め、帰属意識を強化するために行われる。旧正月(春節)には、海外の労働者の家族に年次手当てが支給されるだけでなく、特別な文化的祝賀行事に敬意を表し、中国人と地元従業員が春節の2行連句を書く特別行事が開催される。
▽環境とCSRの活動
Shanghai Electricは、世界中で新しいエネルギー・インフラストラクチャーを構築することに注力しているだけでなく、従業員を企業の社会的責任(CSR)と環境意識に関与させることにも取り組んでいる。2020年8月、同社のDubai Solar Thermal Project Department(ドバイ太陽熱プロジェクト部門)は、アラブ首長国連邦(UAE)の環境保護団体の呼びかけに応じて、同団体の「My Community, Everybody's Community」廃棄物リサイクル活動に参加した。このイベントで、プロジェクト部門は245キロのリサイクル可能な廃棄物を収集した。
このようなイニシアチブを通じて、Shanghai ElectricはUAEの持続可能な開発への貢献をさらに進め、すべての人々にとってより明るい未来を促進することを目指している。
ソース:Shanghai Electric